住宅ローンを変動金利で支払っている方にとっては、今後の金利上昇は気になるところではないでしょうか(と言いながら上がらないですが・・・)。

しかし、変動金利でも、固定金利でも、住宅ローンで最大のリスクではないかと思っているのは、「収入の一極集中」です。

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長期にわたる住宅ローンはリスクがいっぱい?

我が家は35年間の住宅ローンを組みました。
 ↓
35年間、返済しなければならないということになります。
 ↓
35年間、住宅ローンを返済できるだけの安定した収入が必要です。


10年以内で返済できるような場合は、金利上昇リスクも収入の一極集中リスクもあんまりないと思います。


しかし、我が家と同様に、土地を購入して注文住宅を建てるような場合や分譲住宅を購入する場合には、ローンの期間も20年以上にわたるのではないでしょうか。

勤め先が倒産しても、給料が大幅減給となっても、リストラされても、金融機関と交渉などしない限り、原則として、返済金額が変わらないのが住宅ローンです。


下記の記事では、5大リスクとして、「金利上昇リスク」、「収入減少リスク」、「離婚リスク」、「不動産価値下落リスク」、「転勤リスク」をあげています。

外部記事
住宅ローンの5大リスク

確かにそういうリスクはあるな、と思ったのですが、「収入」がコントロールできれば、金利上昇リスクや不動産価値下落リスクにも耐えられますし、離婚リスク(!?)や転勤リスクも・・・なんとかなりそうです(たぶん)。


しかし、昔(親の世代?)は、会社が倒産するなんてことはあまり想定しなくてもよく、終身雇用制で退職金もそれなりに出るのが当たり前だったようですので、収入のコントロールは今よりしやすかったのだと思います。

一方、私の勤め先は倒産しない保証はないですし、終身雇用制でもありませんし、退職金も出ません

これで、収入をコントロールできる!と言えるのでしょうか?



「収入源ポートフォリオ」を考えてみる

そこで、株式投資などと同じように、収入源についてもポートフォリオを考えてみます。


我が家が住宅ローンを借りた当初は、収入源が2つありました。

【収入源2つ】夫婦共働き型
pie-chart
外部サイト
円グラフ画像作成


しかし、出産・育児により、妻の収入は減り、ついになくなった結果、一時的に次のようになりました。


【収入源1つ】一極集中型
pie-chart

株式投資の世界では、「卵は1つのカゴに盛るな」という名言があります。

「1つのカゴ」に卵を盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないので、「複数のカゴ」に卵を入れましょうという教えです。

聞いたことがある方も多いのではないかと思いますが、これは普段の収入の話も同じだと思います。

がっつり1つのカゴに盛ってますね。


勤め先が倒産したり、収入が大幅に下がったり、リストラされても、住宅ローンは返済可能でしょうか?

長期入院によって仕事ができない(でも保険金はもらえない)状態に万が一なっても大丈夫でしょうか?


確かに死んだら団信などの保険金がもらえますが、それより確率が高いことに対するリスクの備えはありますでしょうか。


・・・そう考えたら、不安になりました。

ですが、不安がっているだけでは、何も解決しないどころか、本当に不安のとおりになる可能性もあります(引き寄せの法則? それは怖い・・・)。


住宅ローンのリスクは、「収入のコントロールができないこと」だと先程仮説を立ててみたのですが、私が不安に思った最大の原因は、収入源を一極集中することです。


じゃあ、収入源を複数もてばいい、そのためには何をすればいいのか、と考えるようになりました。


収入源を複数もつとどうなるか?

私の勤め先がなくなったり、リストラされたり、長期入院をすることになっても、妻の給料と私の副収入、合わせて半分の収入は残るので、少なくとも現状よりは、再起しやすいと考えます。


ここでは、金額ではなく、割合に注目しています。

例えば、自分が年収500万円なら、妻の年収300万円、副収入が年間200万円というところでしょうか(面倒なので手取りではなく総額で検討)。

そうすると、実は無理して残業や休日出勤をして残業手当込みで年収700万円で身体を壊しそうだった人が、年収500万円の働き方に変えることもできるかもしれません。

お金に余裕があれば、働き方の選択肢を増やすことができます。


不労所得といえば、太陽光発電の売電収入もありますが、残念ながら、最初の10年間は太陽光発電装置のローン返済に充てられるので、ここではノーカウントにしました。


そういえば、こちらの記事では、
今の収入で生活費や教育費を削る必要が有るなら、収入を増やせばいいのです。私自身、ムリな住宅ローンを借りてしまったおかげで収入をだいぶ増やすことができました
外部記事
年収600万円の人が住宅ローンを3000万円借りるとこうなる

とありましたが、本当にその通りです。


私も35年間も住宅ローンを借りていなかったら、おそらく、収入を増やすことを考えなかったと思います。


気づけば、副収入が本業の収入を超えました。人間、死にもの狂いで頑張ると、思った以上のことが起こるようです。


この記事でお伝えしたかったのは、あなたが借りた住宅ローンの期間だけ、収入を途絶えないようにする仕組みを作ってますか?という問題提起です。


複数の収入を得るだけではなく、絶対つぶれない会社(あるのか?)に入るとか、公務員になって35年間収入をキープするというのも正解の1つだと思います。