土地探しをしていたときにとても不思議だったのは、5件の不動産屋さんに行ったら、5件とも、必ず同じ土地を紹介されたということです。

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私たちは注文住宅を建てるにあたって土地を探したのですが、「なんか、同じ土地ばっかり出てくるな・・・」というのが第一印象。

さらに、不動産屋さんに行っても、「あれ? これって、前の不動産屋さんで見たような」と似たものばかりが出てきます。

条件が合わない土地であることがほとんどなので、だんだんと、「ああ、それね」と苦笑して同じような断り文句を言うようになりました。


これは、どういうことでしょうか??


土地の売主さんは、自分の土地を売るためにAという不動産会社に相談するとします。

A社は、不動産の情報交換のためのコンピュータネットワークシステムであるレインズ(不動産流通機構)に物件を登録し、その情報はレインズ会員の不動産会社であれば誰でも見ることができます。


下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるじゃありませんが、売りたい人と買いたい人が多ければ多いほど、マッチする可能性は高くなります。
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[出典] レインズを利用した不動産購入


その情報を共有しているため、どの不動産屋さんに行っても、同じ条件を言えば、同じような土地が出てくるわけです。


それでも、この情報共有は、「全ての不動産について行われているわけではない」という点に注意が必要です。

登録するかどうかは任意です。表に出ない掘り出し物があります。


そういえば、まずはネットで探そうとする人が多いかもしれませんし、私たちもかなりの数の物件を見ましたが、たいていはどこかに難ありの「売れ残りの土地・建物」です。

いい条件のものなんて、情報が出たらすぐに買い手があらわれますので、ネットに載せる暇もありません。


また、新聞の折り込みチラシに載っている物件も、少し考えものです。

なぜなら、人気の物件はチラシに載る前に口コミで売り切れるからです。


わざわざ広告費をかけてチラシに載せないと売れない理由を、よく考えましょう。これはそれほど広告費がかからないネットよりも深刻です。


なんだ、じゃあ、ネットもチラシも見る価値ないじゃない、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

「相場」がわかります。


その上で、不動産屋さんに出向いて、お店の人とコミュニケーションをとって、自分の条件に合う土地・建物が出たら、紹介してもらうような関係を築くわけです。

「良い物件があったら連絡してくださいね」
といっても、ほとんどの不動産会社の人は連絡してきません

なぜなら、同じようなことを言う人がたくさんいて、連絡をしても「あ、もう、別で決まりましたので」などと決まったことを報告する人も少ないからです。

つまり、「イチゲンさん」に対してそこまでする必要はないと感じているからです。

一方で、何度も足を運んで本気で土地探しをしている、という熱意を見せた人に対しては、土地が見つかった時に連絡してくれる可能性が高くなります。

土地探しって、難しいですね。


半年以上はかかると思って、覚悟して探すことをおススメします。


決まった時に、ほっとしたのを今でも覚えていますが、果たしてこの選択でよかったのかどうかは、今でもよくわかりません。