本当に「1つのかご」に盛ってはいけないものは何か?

卵はカゴに盛るな
投資の世界に、「卵は1つのかごに盛るな」という言葉があります。

この言葉の意味するところは、例えば、全部の資産を三菱自動車に投資していたら、一瞬で半分になっていたよ、というありがたい教えです(ちなみに、日産自動車のおかげで底を打つ前のチャートです)。
三菱自動車工業株価
手もとが狂ってかごが落下(下落?)したら、そのかごの中に入っていた卵は全部割れてしまうということですね。

なお、個人的には、この格言が重要なのは、資産規模で最低でも10億円以上の人たち、つまり、お金持ち(本当の)が自分たちの資産を減らさない時のために、こういうことを言っているのではないかと思っています。


今回の記事は、投資の話ではありません。


投資では、「卵は1つのかごに盛るな」という格言を守っている方は多いかと思いますが、一方で、「収入源」はどうでしょうか?


どれだけ分散投資をしていても、会社をクビになったら明日から収入源がゼロになりませんか?


つまり、この記事は、収入源については「卵を1つのかごに盛って」生きていませんか?という問題提起です。

それって、投資より怖い話じゃありませんか?

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サラリーマンが「1つの収入源」とは必ずしも限らない場合

・・・まず最初に言っておかなければならないのは、サラリーマンは1つの収入源しかないから不安でしょ、とネガティブなイメージを抱かせますのは、起業・個人事業をすすめる人のセールストークに見られます。

だから、気をつけてください。

確かに収入源は1つだとしても、会社自体が「分散」して収入源があれば、実は、それほど問題がないでしょう。

安易にサラリーマンを辞めて後悔しないように気をつけましょう。

あなたの会社が何で稼いでいるのか、ぜひ一度、見直してみて下さい。


この場合、投資に例えると、幅広いものに投資している「投資信託」に全部投資しているのに近い状況です。

確かに収入源は1つかもしれませんが、それ自体が「分散」しているので、例え会社の1つの事業がダメになっても、他のたくさんある事業が問題なければ、影響はないでしょう。


・・・しかし一方で、三菱自動車のように、メインの事業で業績を落とせば、やはり、1つのカゴに卵を盛っているのと同じという場合もあるでしょう。
三菱自動車
中小企業に勤めている場合は、「分散した収入」がないため、1つの収入源に依存するリスクが上がります。


「収入」と「収入源」の違い

一応、この記事では、収入と収入源という言葉を使い分けています。

収入は1回1回もらえるお金のことです。

収入源は、その収入を継続的に生み出すためのもとになるものです。


例えば、宝くじに当たることは「収入」に間違いありませんが、収入源としてはあり得ませんね。

たった1回の金額が億単位ならいいですが、まあ、宝くじに当たれば苦労はないので、そういうものではなくて、継続的に収入を生み出すものがあるか、と言うことです。

親にお願いすれば1回くらいはお金を貸してくれる、というのもダメです。

「魚」をもらうよりも、「魚の釣り方」を教わりなさい、というような話がありますが、これも、「単発の収入」ではなく「継続的に収入を得る方法」を持つことの大事さを語っています。

「収入減」時代。自分の稼ぎ以外の収入源に目を向けよう。

大和総研のレポートによれば、年収500万円で妻は専業主婦の4人家族の世帯収入は、2011年から2018年にかけて、約32万円減るといわれています。
年収500万円の手取り減少
その原因は、
  1. 住民税の年少扶養控除の廃止
  2. 子ども手当(現在の児童手当)の縮減
  3. 厚生年金保険料の増加
  4. 消費税の増税
です。

消費税の増税は、延期されるようですが、そうはいっても、ダメージは大きいです。

年収が変わらないのになぜ手取りは減るのだろうという答えは、実は前々から予想がついていたことです。


この記事では、じゃあ、こうやって稼ぎましょう、と言うことをいうつもりは全くありません。


ただ、世の中には、自分の給料以外の収入源が存在することに目を向けたらどうでしょうか、という提案をしたいだけです。


ここで大事なのは、自分の稼ぎがある人は、既に「1つの収入源」があるということです。


自分の稼ぎがある方は、どうか、「身体と心の健康」を大事にしてください。


老後が不安だからとブラック企業で疲弊して、精神的に病んでしまった人を毎年見ています。

未来のために今、自分の貴重な労働力を失うなんて、なんてバカげているのだろうと思うのですが、残念ながらそれを止めることができない現実があります。


さて、既に「1つの収入源」があると言いました。

ということは、そこに、もう1つ収入源を増やせば、「複数の収入源」ができあがります。


1番すぐに思いつくのは「共働き」です。


夫婦で2つの収入源を持つ。これも複数の収入源の1つです。


あるいは、不動産投資や株式投資もありますね。


ただ、ここからは別の収入源の話です。

「自分の好きなこと」をやっていますか?

現代において、人類が獲得した最高の結果は、「飢(う)えない」ということです。

何を言ってるんだ、今も多くの人が飢えに苦しんでいるじゃないか、と思われるかもしれませんが、それは「政治」のせいです。


世界中の食糧を集めたら、世界中の人々が飢えずにすみます。それだけ、人類は生産力を持っています。

しかし、それがいきわたらないようにしている政治のせいで、今も飢えに苦しむ人々がいるのです。

非常に残念なことです。

日本の外食産業で、どれくらいの食べ物が毎日廃棄されているかを少し調べてみたら、いかに食べ物が余っているかがわかると思います。


・・・まあ、そういう話をしたかったのではなくて、飢えというのは、人類が原始の頃から直面していた最大の課題です。

飢えたら死にます。

実際、江戸時代などは「飢饉(ききん)」が何度も起こって多くの方が亡くなりました。

しかし今は、日本で飢えるということは、ニュースになるくらいの珍しさになっています。

人類が最も乗り越えなければならなかった課題はクリアしているのです。


というわけで、多少失敗しても、飢えることはないということを知った上で、ここからの話を聞いてください。


だったら、「自分が好きなことをやる自由」を獲得したくありませんか?


自分が嫌なことを我慢して我慢して我慢すれば、成功するのでしょうか?


多分違います。

そして、私は嫌です。

自分が好きなことをして成功したいです。


好きなことをするのはわがままで自分勝手で自己中心なやつだと思う方は、

「本当は自分も好きなことをして生きていきたいけど、そんなの理想論だよ! そういうことをいうやつはけしからん!」

と気持ちが裏返しになっていることがあります。

本当は、したいことなんじゃありませんか?


「自分の好きなこと」を「お金に換える力」を持っていますか?

このとき、問題になるのは2つです。

1つ目は、「自分が好きなこと」が何か分からない点です。

毎日布団から出ないでずっと寝ていたいという方は、残念ながら、好きなことが見つかっていない人です。

好きなことが見つかっていれば、布団からさっさと出て寝る時間も惜しんでそれに没頭するでしょう。

テレビをだらだらみながら美味しいものを食べたいというのも、この場合の自分が好きなことには含めないで下さい。

ここで立ち止まってしまっている人はたくさんいます。


もう1つは、「お金に換える方法」がわからないという点です。

お金に換える力といってもいいでしょう。

せっかく好きなことがあったとしても、それをお金に換える力がなければ、周囲からはただの「趣味」としてしか見られません。

まあ、趣味こそ、これからの時代を生き抜くために必要なキーワードなんですけどね。


まだ「個人が稼ぐ時代」になったことに気づいていないのですか?

しかし、あなたは1つの方法として、「自分の好きなこと」を「お金に換える力」を持っている人たちのことを知っています。

それは、「好きなことをして生きていく」というTVCMにもなった、Youtuber(ユーチューバー)です。

毎日新聞が発表した小学4年生男子の夢で、第1位サッカー選手、第2位医者に続いて第3位になった人気の職業です。

このニュースを聞いて、最近の小学生のことを嘆いている人もいますが、なかなかどうして、生まれながらにして飢えとは無縁な子どもたちにとって、長い人生を好きなことをして生きていくという生き方に憧れるのは、私からすれば、非常に健全だと思います。

まあ、私自身は、他にも同様の効果がある方法を知っているので、なるつもりはありませんが。


さて、Youtuberはどうやって好きなことをお金に換えているのでしょうか?

Youtubeでいろいろなことをやっている姿を見せて、視聴者を集めて、広告収入=お金に換えます。


でもこれって、「テレビ番組」と全く同じですよね。


ドラマやバラエティ番組で視聴者を集めて、スポンサーから広告収入を得ています。


・・・あれ? 驚きませんか?

テレビ番組の場合、たくさんのスタッフと機材によって成り立っています。

相当大きなお金が動き、優秀な人たちが番組を作っています。

スポンサーから広告収入を得るために視聴率でしのぎを削っています。

それが、たった1人で同じことができるのですよ。


小学生が1000万円くらい稼いでもおかしくないのですよ。平均的なサラリーマンの2人分の収入を自分の好きなことをして得てしまうんですよ。

そのことに、何とも思いませんか?


また、世界192カ国の33,000の都市で80万以上の宿を提供している会社があります。

しかし、その宿自体は、自分で所有していません。

その仕組みは、「Airbnb(エアビーアンドビー)」です。

いわゆる「民泊」ですが、2020年の東京オリンピックに向けて、主に外国人観光客が泊まる場所を提供する仕組みとなっています。

これに着付け講座や英語による名所の案内ガイドをセットにして事業として行っている60代の夫婦がいます。

これもまた、本来なら「ホテル」や「旅館」がおおがかりな設備投資・人材投資を行ってやっていたことを、個人がやっています。


これほど「価値」を提供しやすくなった時代はありません!

これらを支えているものは、インターネットです。

今まで企業が巨額のお金、人、モノを使って行っていたものが、個人レベルで簡単に実現するようになりました。

その時、求められるのは、
  1. 自分が好きなこと=価値を提供できるもの
  2. お金に換える力=価値を受け取りたい人を集める方法
の2つです。


インターネットがなぜ優れているのかと言えば、価値を提供できる人から欲しい人にマッチングする力が個人に与えられたからです。


この2つを持っていれば、会社をリストラされても、そう簡単に路頭に迷うことはないでしょう。


従来は、自分が好きなことをやっていても、それに気づかれることがありませんでした。


しかし今の時代、ブログをかいたりtwitterやFacebookをやったりして、気づいてもらえるようになりました。

あなたはパソコンやスマートフォンを使って何をしていますか?

ゲーム? ネットサーフィン? 漫画を読むこと?

別に何をしていてもかまいませんが、違う使い方もあることは、ご存じですか。


あなたは気づいていないかもしれませんが、職場で隣の席に座っている人は、会社の社長よりも年収が高いかもしれませんよ。


でも、今は、そんな時代なのです。

昔は起業と言えば、人生を賭けた一発勝負みたいな雰囲気がありましたが、今は、そもそもサラリーマンのまま起業している人がたくさんいます。

別にサラリーマンをやめなくても、空いている時間に収入源をいくつも増やすことができるようになったのです。

世はまさに、副業を超えた「複業時代」です。

複数の収入源を簡単に持てる時代になりました。


誰の言葉に耳を傾けますか?

どうせ、才能がある人だけしかできないんでしょ

夢を見ちゃって、あ~あ、残念な人だね

そんなの無理無理


と思うか、


あれ、意外と簡単かも

もしかして、自分にもできるのかな

いいこと聞いた

と思うかは、自由です。


別に、ネットビジネスをしろというわけではありません。

共働きでも不動産投資でも株式投資でもなんでもいいので、世帯年収を構成している収入源をもう一度、見直してみて下さい。


ただ、自分の考え方と、違うものがきたら、よく考えてみて下さい。

「自分の考えで今まで成功してきたか?」
 
と。


成功してないなら、自分の考えは、間違ってるんじゃないですか?

そう思いませんか?


人は自分が考えた人生をそのまま送っています。

周囲の人たちと同じような人生を送っています。

そうじゃない人生を、知らないでいます。


さて、この記事もこれで最後です。


自分が好きなことをして生きていきますか?


よく考えてみて下さい。

今の生活から抜け出したかったら、今までと違うことをしましょう。