この記事は、書庫のある家.comの「なぜ托鉢は「貧乏な人の家」に行くのか?「お金持ち」の定義を変えよう!」に移転しました。

「お金の公式」に足りなかったもの

ふと、通勤時間に思いつきました。

「収入-支出=貯金」

だと、いつまで経っても貯金ができないから、

「収入-貯金=支出」

と考えましょう!というのが、貯金に関する本を読めば必ず出てくる公式です。


でも、よくよく考えてみると、今年1年、私は違うことをしていました。

というより、1つ要素があることを忘れていました。

つまり、

「収入-寄付-貯金=支出」

ではないかと。
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まず「寄付」をする。

収入(手取り)のうち1~5%くらいを寄付します。
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なぜ1~5%なのか、なぜ寄付をするのかは、次の記事に書いています。

関連記事 お金の流れをよくすることの重要性(なぜ20万円以上の寄付をするのか?)


どんな寄付先でもいいですが、特産品をもらうふるさと納税は結局のところ見返りがあるので、見返りがない寄付をおススメします。

関連記事 私がふるさと納税で「特産品」をもらわない理由

コンビニの募金箱でもいいし、近所のさびれた神社のお賽銭箱でもいいです。

ちなみに、私はいろいろ寄付していますが、コンビニで一度やりました。

ただ、これはお金を入れるハードルよりも、店員さんに「え、何この人、こんなに入れちゃうの!?」みたいな目で見られる方が私みたいな小心者には心理的なハードルが高かったです(苦笑)

そういう意味では、近所のさびれた神社のお賽銭箱に寄付して、何も願わないで帰ってくる方が、人の目を気にしないですむのでいいのかもしれません。

なお、この「神社ミッション」と呼ばれる方法をはじめ、お金の考え方が変わる心屋仁之助さんの本が面白いのでよかったら読んでみて下さい。

一生お金に困らない生き方(Amazon)


図書館で読んでもブックオフで買ってもなんでもいいのでとにかく、この記事にピンと来る方は、読んで実践してみて下さい。

他の本を何冊も読まなくていいから読んでみて下さい(こういう系統の本はあれもこれもと手を伸ばしてノウハウコレクターになる人・・・ある意味中毒になりやすいので、増やし過ぎに注意です。10冊読むより1冊の本を10回読んで実践した方が身につきます)。

なぜ托鉢(たくはつ)は「貧乏な人の家」に行くのか?

いや、neronaさんは私よりもお金があるからできるんですよ、と思われるかもしれませんが、心屋さんのお釈迦(しゃか)様の托鉢の話が出てきますのでご紹介しましょう。

心が風になる(心屋仁之助さん) 托鉢とオープンカウンセリング


「托鉢」がなんなのかわからない方は、「画像検索」でググってみて下さい。

なんとなく見たことがある人が出てくるかと思います。

さて、お釈迦様が弟子たちと托鉢に行くのですが、

貧乏な人たちの家に行こう」と言うので、弟子たちがびっくりします。

「言い間違いですよね。お金持ちなら出してくれますよ」と言うと、お釈迦様は、「貧乏な人たちの家」であっているというわけです。

「今、貧困に苦しんでいる人たちは、過去に施(ほどこ)しをしていないため、貧困にあえいでいる。そんな人たちを救うために、托鉢では貧乏な人たちの家を回るのだ」

とかなんとか言ったというエピソードですね。

正直、この話の根拠となるおおもとの文献がわからないのですが、そんなことはどうでもいいのです。


余裕ができたら、
「貯金」をするのと同じように、

余裕ができたら、
「寄付」をする・・・なんて言っていたら、

いつまで経っても余裕なんてできなくて、貯金も寄付もしないわけです。


だから、真っ先に「寄付」するわけです。


「お金を持っている」から寄付をするのではなくて、

「お金を持っていること」に気づくために寄付をするのです。


「自分にはお金がない!」と言い聞かせているのが間違っていることに気づかせるために寄付をするわけです。

私もお金があったからしたわけではなく、そういうもんだととりあえず思い込んではじめました。


托鉢では、お金を出してもお礼を言われることはありません(何かムニャムニャと唱えている気はします)。


私が考えるに、あれは、

「(托鉢をする人自身が)お金をもらうため」に立っているのではなく、

「(あなたから)お金をもらってあげるため」
に立っている

のではないでしょうか?


感謝すべきはもらう人はなく、「あげる人」なのです。


そう考えると、お釈迦様のエピソードとあわせて納得がいきます。


「将来の不安」のために貯金はしない。

さて、収入から寄付を引いてから、「貯金」をします。
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貯金には、2種類の貯金があると考えています。

例えば、年末ジャンボ宝くじで、10億円が当選したとします。

何に使いますか?

自分の住宅ローンを返済して、
家族や親族に1000万円プレゼントして、
世界一周旅行して、
レクサス買って、
銀座の一等地でカフェをオープンして、

・・・いろいろとお金がかかることが浮かぶかもしれませんが、

残ったお金は「貯金」して、


・・・なんてことは使いみちの中に入っていませんか?


貯金するならそんな大金、今すぐ手に入る必要、ないような気もしますけどね・・・。


特に老後が不安だからと貯金をしている方たちが多いかもしれませんが、「不安だから貯金」はおススメしません。

「未来の希望」のために貯金をする。

いや、neronaさんは、家を買うために1,000万円貯めたんでしょ!と思われた方、他の記事を読んでいただきありがとうございます。

「将来の不安のために1,000万円を貯めた」ように見えますか?

見えませんよね。

「書庫のある家を建てるために1,000万円を貯めた」のです。

将来の不安のために貯金をするのではなくて、未来の希望のために貯金したのです。

関連記事 賃貸と持ち家、どっちがおトク?に対する私の答え


だからといって、老後のために貯金するのが意味がないとは全く言っていません。

「不安な老後のために貯金をする」のではなくて、

「希望のある老後のために貯金をする」のです。


老後破産という言葉を昨年から聞くようになりましたが、余計にそれで「不安」をかきたてられたら、ますます逆の行動をしてしまいます(テレビや新聞は人を「不安」にさせるのがとても上手なのでご注意ください)。


年に数回は温泉巡りをするために貯金をすればいいじゃないですか。

自分の孫におこづかいをあげられるように貯金をすればいいじゃないですか。


私の場合は、手段として、

・給与から証券口座に自動的に移して「個人向け国債(変動10年)」で運用
・給与天引きで「確定拠出年金」で節税のメリットを活かしながらインデックス投資
・毎月引き落としで「変額年金保険」で保険のメリットを活かしながら少し運用

の3種類をやってます。

それぞれメリットもデメリットもあるので賛否両論がありますが、そんなものは自分でやってみないと本当のところは分かりませんので、自分で実験してます。

また、自分の本業やパートナーの本業ともあわせて考えるべきです。

関連記事 資産運用(アセットアロケーション)は「自分の給料」も含めて考えよう!



別に老後資金に限りません。

家でも車でもいいから、

「ワクワク」しながら貯金をしてみませんか?

「自己投資」をして「自分」に貯金をする。

もう1つの貯金は、自己投資です。

別に何十万円もするセミナーに参加するとかではありません。

良い本を1冊買うのも自己投資です。1,500円くらいでできます。

大事なのは、「自分」に貯金をするということです。


最近は、「体験」にお金をつかう人が増えているというニュースを見かけましたが、これもいいですね。

今の時代は、インターネット上でブログやYou tubeなどを使ってアウトプットすることが簡単にできるようになりましたから、「自分の体験」をシェアすると、人の役に立ったりしますね。

クラウドサービスの普及により、自分のスキルが役に立つ機会も格段に増えました。


私の場合、自分に貯金をすることの最大の目的は、「明日、リストラされても生き残る」ためです。

これは家庭の事情によるもので、どうしようかと悩んだ時期もありますが、「なんとかなる~」と今では思っています。


「将来にお金を残すこと」だけが貯金ではありません。

「将来お金を生み出す力をつけること」だって、立派な貯金だと思っています。


多くの人は、「たくさんのお金」があれば心配事はなくなると思っていますが、

たくさんのお金があれば、今度は「それを失う」という心配事が生まれるだけです。


私の場合は、自己投資の1つとして「本」を買うことに使っていますが、単に本に書いてあることをうのみにしてもそれは自分の考えではなくて身についていないので、自分で本当にそうなのかを実験しています。

なお、本(特にビジネス書)を読むということは、「新しい知識」を手に入れるためだと思っているかもしれませんし、50%くらいは正解です。

しかし、自分で実践していくと、「そうそう。そうなんだよ」と思うことに出会います。

つまり、ビジネス書で自分でやっていることの「答え合わせ」をするようになれば、しめたものです。

私もこの人もそう思う、だから、このやり方でいいんだ、と思って行動を加速していったら、さらにビジネス書を活用したと言えるでしょう。

最後に「支出」をする。

さて、「収入-寄付-貯金=支出」の公式の最後は「支出」です。
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多くの人は、「収入-支出=0かマイナス」で悩んでいます。


だからこそ、

先に寄付をしてみる。

先に貯金(自己投資)をしてみる。

という考え方が、大事ではないかと思っています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

今年は、この記事で最後です。

また来年、お会いしましょう。


P.S.
写真の中のチューリップは、だんだんと数が『増えて』いきました。 なぜでしょうか?