信用情報を本人が開示してもカードやローンの審査には影響なし

信用情報というのは、クレジットカードやローンなどの支払がちゃんと行われているのかという記録です。

主に次の3つの信用情報機関でクレジットカード会社や銀行、ローン会社がその人の信用情報を確認することができますが、「本人」も情報開示することができます。

1.株式会社シー・アイ・シー(CIC)
信販(クレジット)会社全般・携帯電話会社・大手の消費者金融(サラ金)の借入利用情報

2.全国銀行個人信用情報センター(KSC)
銀行・信用金庫等の借入利用情報

3.株式会社日本信用情報機構(JICC)
消費者金融(サラ金)全般・一部の信販(クレジット)会社の借入利用情報

しかし、「本人が開示すると照会の記録が残って不利になるのではないか?」という疑問を持つ方は多いかと思います。

というわけで、 直前に情報開示して、クレジットカードを申し込みましたが、影響はありませんでした。

順を追って、今回の体験を書くことにします。
 
スポンサーリンク


新しいクレジットカードの申込み状況

2016年8月14日13時24分
信用情報機関のCICで信用情報を開示しました。

関連
自分の信用情報をCICで開示する具体的な方法

審査に落ちた理由は?CICの個人信用情報開示報告書の読み方

信用情報開示報告書の受付日は、2016年8月14日となっています。
CIC14

2016年8月15日21時49分
信用情報を開示した翌日、新しいクレジットカード(P-one wiz(JCBブランド))を申し込みました。
ポケットカード申込

2016年8月23日14時17分

1週間後、P-one wiz(JCBブランド)についてカード発行手続き完了のお知らせがやってきました。
ポケットカード申込完了

審査はいつ行われたのか?

2016年8月24日21時09分
本日、再度、CICで信用情報を開示しました。

そうなんです。もう一度、信用情報を開示したんですね。

すると、「申込情報」が1つ、増えています。
ポケットカード照会
ポケットカードはP-one wiz(JCBブランド)の発行会社です。

先ほどの流れは、

2016年8月15日
信用情報を開示した翌日、新しいクレジットカード(P-one wiz(JCBブランド))を申し込みました。

2016年8月17日
ポケットカード(カード発行会社)がCICにて信用情報を照会。その他の条件を考慮して審査。


2016年8月23日
1週間後、P-one wiz(JCBブランド)についてカード発行手続き完了のお知らせがやってきました。

となっているのだと思われます。クレジットカード会社は、ちゃんと信用情報を確認しているのですね。

「1回目の信用情報」の照会記録は残っているのか?

さて、8月14日に1回目の信用情報を照会していますが、その記録は残っているのでしょうか?

2回目の「利用記録」を見ても、本人が開示した記録は残っていません。
利用記録
そもそもこれは、CICのよくある質問を読めば書いてあることです。
会員会社に提供している信用情報は、開示報告書の内容と同じですか?

会員各社から当社への情報の照会に際しては、お客様が開示手続きをしていただきました内容と同様のものを回答しております。

ただし、登録元会員名は表示されません。

また、利用記録につきましては、お客様へは開示いたしますが、会員各社には回答をしておりませんので、審査に利用されることはありません
3つ、重要なことが書かれています。

(1)クレジットカード会社などに提供する情報は本人が開示した情報と同じ内容。

(2)ただし、登録元会員名(他のクレジットカード会社名)は表示されない。

(3)クレジットカード会社などは「利用記録」は見れない。だから審査で利用できない。


このように、「利用記録」というのは、この信用情報を誰が何の目的でいつ確認したのかをあらわした記録ですが、あくまで見れるのは「本人」だけですから、そこに本人が見た記録を書くこと自体、意味がないですよね(他の人は見れないわけですから)。

そのため、信用情報を本人が開示しても、審査には影響がないというのが答えです。

ではなぜ信用情報を開示した人が審査に落ちるケースが多いのか?

おそらく、「信用情報に問題がある人」ほどあらかじめ開示する確率が高いから、結果的に、審査で落ちる可能性が高いと考えます。

その間には、因果関係はありません。


しかし、そういう人が多いと、審査で落ちたのは本人開示したのがいけなかったのだ、と誤った因果関係を推測してしまいます。


信用情報開示報告書は、大きくわけると次の3つで構成されます。
  1. クレジット情報
  2. 申込情報
  3. 利用記録
クレジットカード会社や銀行、ローン会社はこのうち「クレジット情報」を見ます。

関連 審査に落ちた理由は?CICの個人信用情報開示報告書の読み方


そこで「異動」があれば、「この人はブラックか」とわかります。
CIC4

つまり、毎月ちゃんと返済しているかこそが、信用情報の本質です。

そこがちゃんとしていないのに、信用情報を本人が開示したから記録が残って不利になったんだとか、そういう都市伝説を信じても意味がないことだと考えます。

まとめ:日々、「信用」を積み重ねよう!

まだ手元に届いていませんが、今回申し込んだクレジットカードは、「クレジット情報」を見ると、利用限度額(極度額)が100万円になっていますね。
ポケットカード限度額

いろいろ条件を踏まえてこの金額になっているとは思いますが、やはり1番大事なのは、「しっかり毎月支払っている」という記録です。

CIC3
毎月、毎月、引落しの日がきたら、きちんと決まった金額が引き落とされるというとても当たり前のことを繰り返していくことで、信用は積み重なっていきます。

でも、1日、2日でできることではありません。

クレジットとは、まさに「信用(credit)」のことであり、それを形にしたものがクレジットカードともいえます。


クレジットカードはまだいいですが、最近、夫婦のどちらかが信用を積み重ねていないばかりに審査に落ちて、住宅ローンが借りられないという事例がちょこちょこ見かけます。

家の購入を検討している方は、まずは、夫婦の間で毎月ちゃんと支払いをしているのか、お互い話をしてみるのも大事ですよ。

信用情報を開示することよりも前に、夫婦で話をすることの方がよっぽど大事ですからね。

・・・まあそれによって、相手への信用がなくなる可能性は、ありますけどね^^;


以上、neronaでした。