この記事は、書庫のある家.comの「カーポートが固定資産税の対象は間違い!物置と車庫との最大の違いとは?」に移転しました。友人からカーポートは固定資産税がかかるので、固定資産税の調査が終わってからつけた方がいいと言われましたが、カーポートには固定資産税がかかるんでしょうか?

スポンサーリンク



●固定資産税の対象にはなりません。

Googleで「カーポート 固定資産税」と検索してみてください。

各市町村が全く同じ説明をしています(固定資産税は各市町村に納める税金です)。


その中で、写真付きで分かりやすかったのは鈴鹿市のサイトです。

鈴鹿市|課税対象になる家屋は


結論からいえば、
カーポートが固定資産税の対象になることはまずありえません。
sa0011_000283

●カーポートには普通、「壁」がない。

地面に固定され、屋根と三方向以上を壁で囲まれている車庫」のようなものは家屋の定義に当てはまってしまいますが、屋根しかないカーポートは、ふつう壁がありませんので対象外です。

なお、物置は屋根・壁ありですが、鈴鹿市のサイトの写真のように基礎をどれだけ固定するかで異なるので、ここは注意ですね。

・基礎が地面に固定されているか
・屋根があるか
・三方向以上を壁で囲まれているか

この3点に該当するかどうかです。


カーポートに固定資産税がかかるというのは、都市伝説みたいです。


●固定資産税がかかると思ってしまった原因は?

それにしても、なぜカーポートは固定資産税がかかると思いこんでしまったんでしょうか。


そういえば、カーポートを設置したいと思っている方は、営業さんから

「カーポートは引渡し後にした方がいい」

とすすめられたことはないでしょうか。


正確には、

「カーポートは"建ぺい率"に入るので、検査が終わってから設置して下さい」

と言われたことはないでしょうか。(営業さんは、固定資産税の話を全くしていないところがポイントです。)


建築基準法上は、カーポートも建築物ですので、建ぺい率などの計算の対象になります。

多くの家では、建ぺい率ギリギリで家を建てているので、カーポートを建ててしまうと検査を通りません。


・・・というわけで、多くの場合検査が終わってからカーポートを作るようにしているかと思います。

ええ、建築基準法違反ですね。。。


ここからは推測ですが、

「カーポートは検査が終わってから設置して下さい」

というのが、なぜか、

「カーポートは固定資産税の調査が終わってから設置した方がいいですよ」

と、違うものに置き換わったのではないか、というのが、都市伝説のきっかけと勝手に考えております。

カーポートは建ぺい率などの計算に入るから、当然、固定資産税の計算に入るという誤解が生じたのではないでしょうか(推測)。


されにエスカレートすると、

「外構工事は固定資産税の調査が終わってから設置した方がいいですよ」

と思いこんでいる方もいるようです。



ちなみに、
市町村によってカーポートの取扱いが異なるというのも、
よくある都市伝説です

家屋の定義は、地方税法・不動産登記規則(全国統一)のレベルの話であり、各市町村の条例のレベルの話ではありません。

したがって、3方向以上を壁で囲まれているカーポート(それはそもそもカーポート?)でもない限り、単に屋根があって柱だけなら対象外でしょう。


●「固定資産税」の支払いはお得な方法で♪

カーポートには固定資産税がかからないとはいえ、土地・建物にはかかってくることには変わりありませんので、できればお得な方法で支払ってクレジットカードのポイントを貯めましょう!

nanacoで税金が支払える裏ワザがあるのですが詳細は次の記事に書いています。

次のページへ 固定資産税や自動車税で1円でも多く節約する方法