私が影響をうけている本を書庫の中からご紹介します。

先日、そらさんから
「neronaさんはなにか影響をうけている人とか本とかあるのでしょうか?

今日のような記事がご自身の経験からなら、すごく人生のことを考えられていると思いました。」
というご質問をいただき、我が家の「書庫」から本を出してきました。

また、2000日達成お祝いメッセージをいただいた方の中にも、同様に、節約・家計管理に役立つを本の書評をぜひ、というご要望がありましたので、ご紹介していきます。

私たちの大きな悩みは2つ。「お金」と「人間関係」。

今回おススメする本は、「あなたの人生を豊かにする本」です。

これを具体的に分析すると、大きく分けて、

「お金の悩みを解決する本」



「人間関係の悩みを解決する本」

に分かれます。


私は、特に「お金の悩み」を解決するのが本業でもあり、得意分野です。

実は、お金をたくさんもっている人たち(資産1億円以上)を見ていると、決して、お金があれば幸せではないな、とよく思います。ドラマでもあるような子どもたちが遺産を狙ってるみたいな話は、決してフィクションではありません。

つまり、単にお金の悩みを解決するだけでは、「経済的(物質的)に豊か」になるだけです。

人生を豊かにするには、もう1つ、「精神的に豊か」になる必要があります。

【人生の豊かさマトリックス】

人生の豊かさマトリックス
そのためには、人間関係の悩みの解決が重要となります。

決して誤ってはいけないのは、お金があればあるほど幸せに・・・なるのではありません。

図にもあるように、お金がたくさんあるかどうかではなくて、その人の「お金の流れがプラスかマイナスか」で判断します。

どんなに資産をたくさん持っていても、年収が高くても、その人の毎月の収支がマイナスなら、それは豊かではありません。その人が、自分の好きなことに使っていないのであれば、やはりそれも豊かではありません。

自分の好きなことにお金をつかってなおかつプラスであること、これが私が考えるお金の悩みを解決する方法です。

お金持ち、つまり、「お金を持つ」ことにこだわってしまうことは、何かお金の使い方を間違っていることが多いですから。

2つの悩みを解決するとぐっと人生は楽になる。

お金については今までも他の記事で書いてきましたが、本当に不思議な存在です。

職業柄、お金をもてばもつほど人間を信じられなくなる不幸を見てきました。

逆に、たくさんのお金を非常に有意義に使っている人も見てきました。

その違いは何だろうと思っていると、「人間関係」の悩みとどう向き合っているのか、ではないかと考えています。

残念ながら、私はカウンセラーなどでもないので、人間関係に関する悩みを解決すること自体は守備範囲外です。

ただ、参考になる本くらいはご紹介できるかと思います。

お金や人間関係の他にも「健康」とか「時間」とかいろいろな悩みがあると思いますが、お金と人間関係の2つをおさえてしまえば、解決することも多く、人間の9割くらいの悩みはなくなると思ってます。
 
前置きが長くなりましたが、1冊でも参考になる本があれば幸いです。 スポンサーリンク


「お金の悩みを解決する本」

1.『すべてのお金の悩みを永久に解決する方法』

著:ビクター・ボック/弓場隆・訳 サンマーク出版


すべてのお金の悩みを永久に解決する方法


あなたは経済的安定を手に入れたいですか?

もし、そうなら本書の手法を活用すれば、お金の流れを確実によくすることができます。

きっと、これはあなたの人生で初めての体験になることでしょう。

そもそもタイトルが挑発的ですね!

この本1冊あったら終わりじゃない、というようなタイトルの本です。

1番興味深かったのは、「お金を引き寄せる力」という言葉が出てきて、ちょっと前からブームになっていますが、この本では「お金を引き離す力」というものについても書いています。

正直、引き寄せる力というのは、人によっては信じられない、と思うところかもしれませんが、引き離す力については、うなづけるところもあるのではないかと思います。
あなたの課題は、お金が自分の人生に流れてくるようにすることです。

その唯一の方法は、「お金を引き寄せる力」を「お金を引き離す力」よりも強くすることです。
ただ、個人的にはちょっとよくわからない部分もまだまだ多いのですが、もう少ししたらわかるようになるかもしれません。

完全に実行しているのはこのうち毎月収入の数%の寄付をするという部分です。

詳細は、「お金の流れをよくすることの重要性(なぜ20万円以上の寄付をするのか?)」という記事にも書いていますが、私がなぜ寄付をしているかのきっかけとなっている本です。

2.『一生お金に困らない生き方』

著:心屋仁之助 PHP研究所


一生お金に困らない生き方

お金持ちになる本を読んでも、お金持ちになれない。どうしてか。

それはお金持ちになる「やり方」ばかりを学んでいるからです。「やり方」をいくら学んでも、お金持ちにはなれません。

なぜなら「あり方」が間違っているから。

本当は「やり方」ではなく、「あり方」を変えなくてはいけないんです。
心理カウンセラーとしてテレビ出演もされている心屋さんの本です。

先ほどの『すべてのお金の悩みを永久に解決する方法』より圧倒的に読みやすいです。

「神社ミッション」という言葉が出てきますが、神社のおさい銭箱に1万円を入れることで、神社はできるだけ人気(ひとけ)のないさびれたところを選びます。

全然見返りが期待できないところでやるんですね。
なぜそんなことをするのかというと、何の意味もない、何の見返りもない、無意味に思えること、どう考えてもそんなことにお金をつかうのが目的だからです。
いわば托鉢(たくはつ)です。

この辺りは、「私が実践するお金の公式 【収入-寄付-貯金=支出】」の記事で書きましたので、あわせてお読みください。


3.『30代でそろそろお金を貯めようと思ったら読む本』(文庫版)

著:深田晶恵 PHP文庫


30代で「そろそろお金を貯めよう」と思ったら読む本 (PHP文庫)


「もっと貯めなくちゃ」と焦らなくても大丈夫!

ほしいものを我慢しなくてもお金が貯まる3つの「習慣」とは?
目安として、30代前半なら1年間で60万円程度、30代半ば~後半だと年間80万円~100万円ほど貯められるようになるケースはよくあります。

年間100間年貯められれば、10年後には貯蓄が1000万円増える計算です。

いかがでしょう、ぐっとやる気が増してきませんか? 
2冊、自己啓発っぽいのが続いたので、3冊目はバリバリ実用書をご紹介します。

深田晶恵さんというファイナンシャルプランナーの方が書いた本で、その主張が私が考えるところと重なるので、よく読んで参考にさせていただいています。

この本は「文庫」ですが、お金に関する基本的なことがコンパクトにまとまっているので、「我が家の家計を改善するためにお金のことを知りたい。でも、何から勉強したらいいのかわからない!」という方におススメです。

30代とタイトルにあるのは、30代は結婚・出産・住宅購入などのライフイベントが増えるからで、20代でも40代でも基本は同じだと思います。

4.『将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと』

著:本田健 だいわ文庫

将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと (だいわ文庫)


あなたは、お金と上手につき合えていますか?

その見分け方は簡単です。

ふだん、お金のことを意識せずに、自分が心から楽しいと思う毎日を送っているかどうかです。

もし、お金が理由で、好きな活動をやれていなかったとしたら、あなたの人生は、お金によって制限されていると言えます。
小冊子 「幸せな小金持ちへの8つのステップ」からスタートし、『ユダヤ人大富豪の教え』で有名になってもうしばらくたちますが、現在も毎年何冊もの本を出版されています。

ただ、ちょっとユダヤ人大富豪の教えは実践するにはハードルが高いので、この本をおススメします。

他の本も自己啓発の極みのようなものも多く、いきなりそこから入るのもな、と思うのですが、この本は非常に現実的なことが書かれているのでおすすめします。
もし、あなたがお金から自由になりたいと本当に考えるのならば、複数の収入を持つことを一つの目標にしましょう。

私が会計の仕事をしていたときに気づいたのは、成功している資産家ほど、確定申告の収入の項目が多いことでした。

自分が経営する会社からの報酬に加えて、不動産収入、配当所得、また土地の譲渡などで収入があるわけです。
特に私が実践しているのは、「複数の収入を持つ」ことです。

複数の収入といえば、ネットビジネスや不動産オーナーなどの副業がすぐに思い浮かびます。もちろん、それもありますが、私は、本田健さんの考えからさらに広げて、こんなことを思っています。

例えば、「共働き」も、複数の収入を持つことの1つです。この点は、先ほどの深田晶恵さんも3つの習慣の1つとしてすすめています。

また、厚生年金や国民年金をしっかり払ったり、確定拠出年金で積み立てることだって、将来の収入源を確保することの1つです。

必要に応じて生命保険・医療保険、自動車保険をかけるのだって、もしものことが起こった時にあなたと家族を助ける立派な収入源の1つです。

兄弟姉妹、親戚と仲良くするのだって、万が一のことがあった時に助けてもらえる可能性を残します。

そう思うと、実は、複数の収入を作ることには、いろいろな可能性があることが分かります。この話は、説明すると長くなりますが、非常に大事なことなので、また別の記事ですることにしましょう。


他にも、「両親のお金とのつき合い方を思い出す」というのは興味深いことです。

あなたのお金に関する思い込みは、あなたの両親が植えつけたものです。そして、今、あなたは自分の子どもに同じような思い込みを植えつけようとしています。

その内容次第で、子どものお金に関するイメージは作られる、というわけですね。

あるいは、親のようにはならない!と逆のイメージをもっていることもあるでしょう。

「お金は汚いものだ」とか、「お金持ちはいやしい」とか、「もったいないから物は捨ててはならない」とか、「よそはよそ、うちはうち」とか、「借金は早く返さなければならない」とか、いろいろありますよね。

自分のお金に対するイメージを知るためには、両親のお金とのつき合い方をことを知ることは、とても大事なことです。

この本はかなり深いので、シリーズで私が実践していることとからめて書きたいと思います。

5.『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』

著:ボード・シェーファー/瀬野文教・訳 草思社

イヌが教えるお金持ちになるための知恵
 
「君の両親を見てごらんよ。君の十倍どころか百倍以上もお金をもっているのに、ちっともうまくいっていないじゃないか。お金が多いとか少ないとかという問題じゃないんだよ。お金とどう付き合うかということのほうがずっと大切なんだ。」
現在は絶版になったのか、中古でしか手に入らない貴重な本です。

最初に出した【人生の豊かさマトリックス】は、この本を読んでいて思いつきました(本の中にこんな図は出てきません)。
人生の豊かさマトリックス

主人公の少女キーラのところにあらわれた「マネー」という名の犬との成長の物語です。

ドイツ人の方が書かれていますが、お金について、これほどわかりやすいストーリーはありません。

2001年に発行され、当時は前年に『金持ち父さん 貧乏父さん』が発行され、ベストセラーになりましたが、その本よりも圧倒的な身近さを感じます。
「おまえはマルセル君はないんだ、ただの小娘なんだよ」。

いとこは私をからかいました。

「できないことを考えたってしょうがないじゃないか。できることをさがすんだよ。いちばんいいのは、まずなにが好きかってことをはっきりさせることだよ。それからどうやったらそれでお金がかせげるか、よく考えることだ。」
キーラのいとこのマルセルは、12歳にして会社をもっています。自分が自転車に乗るのが好きなので、パンを配達する仕事をしているのです。

キーラは新聞配達少年?とからかいますが、マルセルは日曜日だけ平日よりパンが高いことを利用して、平日と同じ値段でパンを多く仕入れ、友人に運び賃を渡しながら多くのお客さんにパンを配達しています。また、週に3日は老人ホームでお年寄りのために買い物をしたり、散歩をしたり、話し相手になったりして、お金をもらっています。

大事なのは、

(1)自分が何を好きかをはっきりさせる
(2)どうやったらお金がかせげるかを考える
(3)遠慮せずにお金を受け取る


の3つです。

どれだけ多くの人が、自分の好きなことが何かもわからず、また、わかっていてもどうやってお金が稼げるかがわからず、そして、お金を受け取らずにボランティアになっていることか!

この本を読んだときは、私も大学生だったので、自分に何ができるかわかっていませんでしたが、今になって、ようやく、この(1)から(3)までをすべてできるようになりました。

なお、後半の方は、株式や投資信託への投資の話が出てきて、このあたりは当時の経済状況やお国柄の違いもあるので、正直、そのまま受け取る必要はないかなと思いますが、それ以外のお金の考え方については、1つ1つが非常に参考になるので、また別の記事でご紹介しましょう。

お金の悩みを解決するのは、節約術でも家計管理術でもない。

このブログでは、節約術も家計管理術もお伝えしているので一見すると自己否定じゃないか、ってことなのですが、もちろん、節約術も家計管理術も大事です。

しかし、それだけではお金の悩みが解決しないということを、知っていただきたいのです。

ご紹介した本はいずれても、小手先のテクニックというよりは、「お金との付き合い方」と書いています。

多くの人がお金の悩みを持つのは、お金との付き合い方を知らないからです。

どんなに節約しても抜け出せない方は、一度、本を読んで行動してみて下さい。


「人間関係の悩みを解決する本」

続けて、精神的に豊かになるための本もご紹介します。


1.『「好きなこと」だけして生きていく。』

著:心屋仁之助 PHP研究所

「好きなこと」だけして生きていく。 ガマンが人生を閉じ込める

 
でもあなたは、ラクしてお金をもうけるなんて「いけないこと」「ダメなこと」だと思っています。

だからそういう人を見るとものすごく腹を立てる。

自分がやりたいのにできないから。

本当は自分がそれをやりたいから。

でもできなくて、「頑張ってるのにお金の少ない道」を選ぶのです。

腹が立つというのは、自分はそれがほしくてほしくてたまらないことの裏返しでもあるのです。
あれ?お金の話じゃない?と思われたかもしれませんが、まあ、お金に関する悩みが多いだろうということで、あえて持ってきましたが、「好きなこと」ってなんだ?ということについていろいろな角度で書かれています。

その1つが、「腹が立つことは自分がほしくてたまらないこと」です。

これを読んだとき、「そうそう!」と思いました。

そうやって自分をなぐさめているのですが、実は、とってもほしいものだったりします。

「「ああ、無理無理」が自分が一番やりたいこと」

「「やっぱり」がつく「好き」に損得や正しいか間違っているかはない」

このあたりもピンときませんか?
「好きなことをして生きていけない」「私には無理」と言っている人の中には、もう「好きなことをして生きている人」がたくさんいます。

だって「好きなことをして生きていけない」「私には無理」と言っている生き方そのものが、その人にとっては「好きな生き方」だからです。
では、人間関係を豊かにするにはどうすればいいでしょうか?

好きなことだけして生きていくなんて、なんてワガママな!と思ったかもしれませんね。


この本の中で描かれているのは、「支えてもらい上手」です。

好きなことをやらずにずっと我慢して、1人で今までがんばっていた方は、がんばることはできます。

しかし、好きなことはできているでしょうか?

そこから抜け出すことは、「すみません。やってもらえますか?」という一言です。
でも、世の中には人を助けるのが大好きな人、人の役に立ちたくてうずうずしている人がたくさんいます。あなたもきっと人の役に立つと嬉しいはず。

あなたが誰かにお願いすることは、実は人を助けたくてたまらない人たちの願いをかなえてあげることにもなるのです。

だから遠慮することはありません。

逆ボランティアだと思って、助けたくてたまらない人に助けさせてあげましょう。
私がコメントやメッセージをお待ちしているのは、まさに「人の役に立ちたくてうずうずしている」からです(笑)

だから逆ボランティアだと思って、コメントやメッセージをしてください。いつでもウェルカムです^^

あなたはその時間を使って、自分の好きなことをしてください。そういうことです。

2.『人を動かす』

著:デールカーネギー 創元社


人を動かす 新装版

 
名著中の名著のため、四の五の言わずに買って読んでください、と言いたのですが、なかなか文字ばっかりの本は苦手という方のために、今は漫画も出ているので、こちらもおすすめします。

マンガで読み解く 人を動かす



こちらはシリーズものです。

まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 (まんがでわかるシリーズ)

 
私も人間関係ではまだまだ未熟者ですが、それでも、本を読む中で同じようなことを自分がしていることに気づき、改めるきっかけになります。

ただ、本の方(今年文庫も出たので文庫も同じですが)はけっこう分厚くて、断念する人が多いのも事実です。

一方、漫画版の方は、現代日本に舞台を移してアレンジを加えているので、いうなれば、「日本人が好きなフランス料理」のようになっていて、何度も何度も繰り返し読むのに優れています。

漫画版を読んでから本にチャレンジしてみるのもいいかと思いますので、よかったら読んでみて下さい。


悩みを解決するのは、「あなた自身」

本を読んだからといって、悩みが自然と解決するわけではありません。

解決するのはあなた自身。

だからこそ、一歩一歩、確実に行動・実践してみてください。

本を読むことだって、1つの行動です。

本屋さんに行って立ち読みして決めてもいいでしょう。

ネットの評判を読んで決めてもいいでしょう。

中古本ならブックオフやネットオフなどを使えば数百円で手に入ります。

あなたの人生が豊かになることを祈っています。

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