「一条工務店を選んだ理由」というトラコミュを作らせていただいたneronaです。
登録いただいた理系文系夫婦さんとりさん、本当にありがとうございます

さて、トラコミュは作ったものの、真正面から一条工務店を選んだ記事を書いていないような気がするので、書いてみたいと思います

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●私が「一条工務店」を選んだ理由

営業さんがとても熱意のある方だったのも良かった点ですが、実は私が選んだ理由は一言で表せます。


一条工務店は、

イニシャルコスト割安で、

ランニングコスト
割安になる家を提供している


・・・気がしました。それが理由です。


そうです、「割安」が私が一条工務店に抱いたキーワードです


●「軽自動車」と「普通自動車」の違いは?

ちょっと話は脱線しますが、我が家は「軽自動車」に乗っています

まあ、注文住宅にお金を集中させた結果、普通自動車に乗る余裕がないだけなのですが、軽自動車というのは、イニシャルコスト、つまり購入金額が普通自動車よりも割安ですよね。

我が家の軽自動車は諸経費を全部含めても120万円くらいだったような。

そして、もう1つ大事なランニングコスト(維持費・利用費)も割安です。

軽自動車税は7,200円です。一方、自動車税は万単位

車検代だって自動車重量税とか諸経費を積み上げていくと差が出てきます。

同じ車に5~7年くらい乗っているとすると、その間に出ていくお金も
車に乗るためには欠かせません。


一条工務店と軽自動車を一緒にするな、というお叱りがあるかもしれませんが、あくまで説明の都合上でイニシャルコストとランニングコストが割安な例を出させていただいたにすぎません


言いたいのは、モノの値段というのは、普通は「買った時の値段(イニシャルコスト)」だけに注意が行きがちという事実です。


食料品はそれでいいかもしれません。

でも、高額で長く使うものほど、特に家の値段については、その考えはあてはまりません。


家の本当の値段=

   「買った時の値段(イニシャルコスト)」


 +「維持・利用するための値段(ランニングコスト)」


が必要となります。

洋服なんかも維持するためにクリーニング代とかかかりますよね。
(こういうコストを含めてライフサイクルコストとも言うようです。)


我が家の場合、買った時の値段は約2,300万円ですが、
それだけが家の値段ではないということです。


●ローコスト住宅は本当に割安なのか?

話は元に戻って、一条工務店の家です。

積水ハウスや住友林業などいろいろなハウスメーカーと比べると、あれだけの性能があるのに割安な印象のある一条工務店ですが、一方で、ローコスト住宅を売りにしているところからすれば坪単価は高いでしょう。

世の中には、1,000万円で家が建つところもあります。

ただ、家の値段は先ほどの算式で見たように、買った時だけの値段がすべてではありません。

私が一条工務店にした最大の理由は、ローコスト住宅よりも買うときは割高だけど、その後の「維持・利用するための値段」まで考えると、もしかして、お得じゃないの?と考えたからです


ローコスト住宅という名前は、購入するときのイニシャルコストがローコストという意味です。

しかし、維持・利用するためのランニングコストは、はたして割安なのでしょうか?


●「防蟻処理」の大切さ

私が一条工務店で1番気に入ったのは、実は高気密高断熱でも全館床暖房でも夢発電でもなく、「防蟻処理」でした


防蟻処理についてはさすけさんが超超詳しい記事を書かれているので、読んだことがない方は是非読んでみてください

さすけさん|一条工務店のシロアリ対策について超詳しく聞いてみました^^;;


防蟻処理なるものがそもそも必要なことにとてもショックを受けましたね。

一般的には表面塗布のため、5年サイクルでメンテナンスが必要なのに対して、加圧注入方式によって、75年以上の効果を保つことができるということを聞いて、一条工務店ってすごいなあと単純に思ったのです

防蟻処理を5年ごとに繰り返したら、いくらかかるのでしょうか?


買った時の値段は、坪単価でも比較すれば、どこの会社が建てる家は高いとか安いかと比べることができます。

実際、このブログも「一条工務店 坪単価」というキーワードで多くの方に来ていただいています。

しかし、それは「家の本当の値段」でしょうか?


意外とかかるのが「維持・利用するための値段(ランニングコスト)」です。

そしてそのことは、家を建てる時にはあまり気にしないものです。

ハウスメーカー側も、自分たちに不利な情報であれば積極的に教えてくれないかもしれません。

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でも、どんな家を建てるかで、そのコストは大きく変わります。

イニシャルコストは安くても、ランニングコストが高ければ意味がありません



●「家は性能」の意味を私はこう勝手に考えた

一条工務店のホームページでは、次のような「性能」が紹介されています。


【外内ダブル断熱工法(対象商品:i-smart,i-cube)】

耐震性能(地盤調査、基礎、ツインモノコック)

耐久性能(防腐・防蟻処理、基礎の対策)

省エネ性能(外断熱+内断熱、次世代省エネ基準の1/4、高断熱素材、
         高性能樹脂サッシ、全棟で気密測定を実施)


維持・管理のためのコスト(ランニングコスト)という観点から、
1つずつ考えてみます。


耐震性能(地盤調査、基礎、ツインモノコック)

私が住む愛知県も、大地震が起こる確率がかなり高いと言われています。
1日の中で最低でも3分の1以上の時間は、家で過ごしています。
特に1番無防備な時間帯である就寝中は、家にいます。
家の耐震性能を考えることは、自分と家族の命を守ることを考えることだと思います。
仮に命は守ることができても、大けがをすればお金がかかります。

また、一条工務店では、耐震等級3が標準仕様だったかと思いますが、東日本大震災を受けて耐震等級で保険料を差をつけるようになったため、地震保険も割安になります。
 
耐震等級2以下の家よりは、3の家がいいと思いました。


耐久性能(防腐・防蟻処理、基礎の対策)

家づくりで大切だなと思ったのは、「見えないところ」でした。
見えないところの代表は「基礎」ですね。
防蟻処理も基礎を守ってくれる重要な役割を果たしてくれます。
もし、基礎をおろそかにしていると、あとで直すのはとてもお金がかかります。
それならば、最初からお金をかけてしっかりしたものを作りたいですよね。


省エネ性能(外断熱+内断熱、次世代省エネ基準の1/4、高断熱素材、
         高性能樹脂サッシ、全棟で気密測定を実施)

一条工務店といえば、C値・Q値へのこだわりです。
省エネはどこのハウスメーカーも力を入れているところではありますが、一条工務店のように過剰ともいえるこだわりは、他のハウスメーカーにおける説明とはなんだか違っているように思いました。

ここ数年、もしかすると10年以上になるのかもしれませんが、春と秋が短くなって、夏と冬が長くなったように感じます。
極端に暑い季節と寒い季節が多くなっているように感じるのです。
冷房と暖房が必須です。我が家も既にエアコンを使っています。

一戸建てになると、冷房代と暖房代がどうしても増えますが、そのランニングコストをおさえることができれば、お財布にも優しいですよね。

高気密高断熱の基準は、一条工務店がこだわっていますが、そもそも国の基準がけっこう甘い基準を出しているので、10年後、20年後には一条工務店のレベルは普通になるかもしれません。

でも、そのときに今家を建てた私たちは気軽に家を変えることはできません。
できたとしても追加のコストがかかります。
だからこそ、今のうちに「高い基準」で家を建てるべきだと思うのです。

また、例えば円安になると電力会社が輸入する燃料代が高くなって、電気代が上がります。

夢発電を導入したのは、電気代を少しでもコントロールできると思ったからです。
発電したものを使っている分には、電気代が上がっても関係ありません。
売電価格も一度権利確定してしまえば、一定期間(我が家は10年間)、原則として同じですから、円安がどうしたとか関係がありません。

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(※昨年の画像です。)


●私たちは家を建てることで来たるべきリスクにどう備えることができるのか?

・・・とまあ、適当に書いてみましたが、
最後に書きたいのは、「リスク(非常事態)」への備えです。

一条工務店で家を建てなくても、賃貸でも良かったはずです。

では、そもそも賃貸を選ばなかった理由は何でしょうか


「賃貸」と「購入」の比較論は、そもそも損得で比較しても意味がありません。

だって、何が起こるかわからないじゃないですか。
35年間の損得を比較したところで、その間に「非常事態」が起これば、
損得なんてものは吹き飛びます。


しかし、「リスク(非常事態)」で比較するといろいろ見えてきます。

ちなみに、今回は単なる購入ではなく、「賃貸」VS「(一条工務店で)建築」という比較です。


(1)ハイパーインフレのリスク
 賃貸
  現金価値が一気になくなるため、家賃を払えなくなる可能性がある。

 建築
  家を住宅ローン(固定金利)で買えば、住宅ローンが相対的に負担がなくなる。
  ※長期の場合、変動金利はこのリスクに耐えられないと思います。


(2)大地震へのリスク
 賃貸
  マンションが地震に強いというのは幻想です。建てられた時期によってかなり
  ばらつきがあります。

 建築
  耐震等級3だからといって絶対大丈夫ということはないと思いますが、
  マンション住まいだった時より不安はありません。


(3)電気代の上昇へのリスク
 賃貸
  電気代が安い地域に引っ越しすることが考えられますが、
  日本全国で既に上昇しているような。 
 
 建築
   省エネ住宅・夢発電で上昇リスクをおさえています。 


(4)消費税増税へのリスク
 賃貸
  住宅の賃貸は非課税なのですが、大家さんは家賃に消費税相当を上乗せして
  回収しようとします。

 建築
  増税前に建てたので、我が家は5%の消費税率で固定できました。


・・・ とまあ、そんなことを自分に言い聞かせて家の建築に踏み切りました。

建築の方がリスクが高い(住宅ローンの返済不能リスク、転居制限リスクなど)ことだってたくさんあることも良くわかっておりますが、言い聞かせないとやってられないです


それでも、自分の子供たちが、この家で、そしてこの地域で、健やかに成長してくれたらいいなという気持ちがあったので、後悔はしていません。
それだけのこだわりの家が、一条工務店で建てることができて良かったです。

でも、家を建てたら終わりではありません。

みなさんのおかげでこのブログが続けられているのは、「ランニングコスト」の部分、つまり住んで以降のこともとても大事だと思っているからです。