あけましておめでとうございます
今年も1年よろしくお願いします



さて、今年最初の記事でちょっと挨拶だけと思いましたが、とても気になってしまっていたので書くことにしました。
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今年も1年よろしくお願いします




さて、今年最初の記事でちょっと挨拶だけと思いましたが、とても気になってしまっていたので書くことにしました。
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いつも楽しく読ませていただいているつぶつぶ☆さんの記事の中で、
つぶつぶ☆さん|長期優良住宅をオススメされない理由とは?
に多くの方がコメントをされていますが、一条工務店のi-cubeで建築し、何も考えずに「長期優良住宅」として認定を受けてしまいました
この記事が我が家の実例が迷われている方の実験台参考になれば幸いです
私からの問題提起は、「長期優良住宅は誰のため?」です。
まず、気になる申請費用の実例ですが、
建築申請・長期優良住宅手続及び諸費用 34万円
と我が家ではなっています(1万円未満は四捨五入)。
巷では申請の手数料や諸費用を合わせて30万円くらいはかかるそうなので、長期優良住宅の手数料だけを取り出すと20~30万円の間くらいでしょうか。

3cmくらいの書類を最終的にはいただきました(1cm10万円
?)。
そもそも、
「『長期優良住宅』って、なんですか
」
ということもわからずに、とりあえず申請しました
背景を調べてみると、日本の家の寿命は平均30年で諸外国の中では結構短く、また、今ある住宅を長持ちさせるよりも新しく家を建てるのを好む風潮にあるようです。
そうすると、「家を作っては壊し」を繰り返すことになります。
そこで登場するのが「長期優良住宅」ですが、言い換えれれば、「長持ちする家」です。
そこで、良い家を建ててもらって、しっかりメンテナンスをし、「長持ちする家」にするための制度を国が作りました。
家を建てる前に「長期優良住宅」としての条件を満たす家の計画を出させる
の計画に基づき、ハウスメーカーなどが家を建てる ⇒ 引渡し
の計画に基づき、あなたが維持保全をし、その履歴(≒カルテ)を残す
もし売買する時には、その履歴を買主が引き継いで維持保全を続ける
もし相続する時には、その履歴を子など(相続人)が引き継いで維持保全を続ける
というような流れでしょうか。
さて、ここで考えてみたいのは、最初の問題提起です。
<長期優良住宅は誰のため?>
この問いに自分なりに考えてみました。
【居住】自分と家族のため!
税金が優遇される制度となっています。
また、現代の最大のリスクは「(お金がない)長生き」だと考えています。
老後に十分お金があるとは限りません。長生きすると生活は苦しくなります。
生活費の大きな部分を占める居住費は、長持ちする家を建てることで軽減できる可能性があります
【売買】自分と家族のため!
この制度の1つの目的は、「良い中古住宅」を増やして中古住宅がたくさん取引されるようにすることにありそうです。
そうすると、売るときに一般の住宅より高く売れるお墨付きがある長期優良住宅はなんだかよさそうです
【相続】子供・孫のため!
をもう少し先まで考えてみると、子供たちや孫がその家を引き継げば、彼らが払う居住費を減らすことができます。一般住宅でも普通に行われていることですが、日本の家の平均寿命が30年であることを考えると、一般住宅よりさらに後世に残せるという意味で長期優良住宅はいいのかもしれません
【建築】ハウスメーカーなどのため!
性能が高い住宅ですから、工事費がアップすると言われています。
また、メンテナンスをハウスメーカーで引き続き行ってもらうと、1つの家で長く利益が出ることになりそうです
さて、他にも地球環境のためとか思いつきそうですが、壮大すぎるので置いといて、上記の理由を自己否定してみたいと思います。
【居住】自分と家族のため?
税金の優遇はありますが、一般の方は高い申請料で消えないでしょうか?
こういう制度は最初の方ほど優遇して、あとになると優遇は減っていきますので、今後、ますます優遇メリットは減ります。
また、長期優良住宅「仕様」にすれば、高いお金を払って申請をしなくても、長持ちする家になってメリットは享受できます。申請をしなくても手に入りますね。
(一条工務店のi-cubeは標準仕様が長期優良住宅仕様ですね。)
メンテナンスも長期優良住宅のメンテナンス計画を参考にして、自己管理をすればいいのかもしれません。メンテナンスは誰でもするものです。
メンテナンスをやらなかったら罰金がある長期優良住宅にする必要はありますか?
【売買】自分と家族のため?
家の価値はお墨付きがあることで有利になるか、誰かが保証してくれるのでしょうか。
有利になるかもしれませんし、ならないかもしれません。
そもそも売らない前提であれば、長期優良住宅にする必要はありますか?
【相続】子供・孫のため?
子供・孫が喜ぶのは、「建物」よりも「土地」のような気がします。
また、長期優良住宅の基準なんて、10年後、20年後、30年後は家の性能がもっとよくなっていて、軽くクリアしているのではないでしょうか。
一般住宅も長期優良住宅も30年後、50年後に家の価値なんてそんなに差が出るのでしょうか?
価値が減少する家の価値をちょっと高める長期優良住宅にする必要はありますか?
【建築】ハウスメーカーなどのため?
長持ちする家は、電池メーカーが充電池を売るようなもので、矛盾しています。
どちらかというと、申請もメンテナンスも手間だけかかって、嫌がるところも多いかもしれません。新築の方がよっぽど利益が出そうです。
ハウスメーカーの担当者が嫌がっても、長期優良住宅にする必要はありますか?
というわけで、長期優良住宅にしたものの、これでよかったのか正月早々よくわからなくなってきたneronaです
あなたは長期優良住宅にしますか?
さらに発展記事
kokkoさん|長期優良住宅の固定資産税は高い?
長期優良住宅の住宅ローン控除はお金持ちだけにメリットがあるのか?
kokkoさんのわかりやすい記事はいつも勉強させていただいています
つぶつぶ☆さん|長期優良住宅をオススメされない理由とは?
に多くの方がコメントをされていますが、一条工務店のi-cubeで建築し、何も考えずに「長期優良住宅」として認定を受けてしまいました

この記事が我が家の実例が迷われている方の

私からの問題提起は、「長期優良住宅は誰のため?」です。
まず、気になる申請費用の実例ですが、
建築申請・長期優良住宅手続及び諸費用 34万円
と我が家ではなっています(1万円未満は四捨五入)。
巷では申請の手数料や諸費用を合わせて30万円くらいはかかるそうなので、長期優良住宅の手数料だけを取り出すと20~30万円の間くらいでしょうか。

3cmくらいの書類を最終的にはいただきました(1cm10万円

そもそも、
「『長期優良住宅』って、なんですか

ということもわからずに、とりあえず申請しました

背景を調べてみると、日本の家の寿命は平均30年で諸外国の中では結構短く、また、今ある住宅を長持ちさせるよりも新しく家を建てるのを好む風潮にあるようです。
そうすると、「家を作っては壊し」を繰り返すことになります。
そこで登場するのが「長期優良住宅」ですが、言い換えれれば、「長持ちする家」です。
【長持ちする家のメリット】(参考)国土交通省・長期優良住宅法関連情報
・住宅を長持ちさせると自分・子・孫の住居費の負担が軽減される
・住宅を長持ちさせると住宅を売るときに資産になる
・住宅を長持ちさせると環境への負荷が低減する
そこで、良い家を建ててもらって、しっかりメンテナンスをし、「長持ちする家」にするための制度を国が作りました。







というような流れでしょうか。
さて、ここで考えてみたいのは、最初の問題提起です。
<長期優良住宅は誰のため?>
この問いに自分なりに考えてみました。

税金が優遇される制度となっています。
また、現代の最大のリスクは「(お金がない)長生き」だと考えています。
老後に十分お金があるとは限りません。長生きすると生活は苦しくなります。
生活費の大きな部分を占める居住費は、長持ちする家を建てることで軽減できる可能性があります


この制度の1つの目的は、「良い中古住宅」を増やして中古住宅がたくさん取引されるようにすることにありそうです。
そうすると、売るときに一般の住宅より高く売れるお墨付きがある長期優良住宅はなんだかよさそうです





性能が高い住宅ですから、工事費がアップすると言われています。
また、メンテナンスをハウスメーカーで引き続き行ってもらうと、1つの家で長く利益が出ることになりそうです

さて、他にも地球環境のためとか思いつきそうですが、壮大すぎるので置いといて、上記の理由を自己否定してみたいと思います。

税金の優遇はありますが、一般の方は高い申請料で消えないでしょうか?
こういう制度は最初の方ほど優遇して、あとになると優遇は減っていきますので、今後、ますます優遇メリットは減ります。
また、長期優良住宅「仕様」にすれば、高いお金を払って申請をしなくても、長持ちする家になってメリットは享受できます。申請をしなくても手に入りますね。
(一条工務店のi-cubeは標準仕様が長期優良住宅仕様ですね。)
メンテナンスも長期優良住宅のメンテナンス計画を参考にして、自己管理をすればいいのかもしれません。メンテナンスは誰でもするものです。
メンテナンスをやらなかったら罰金がある長期優良住宅にする必要はありますか?

家の価値はお墨付きがあることで有利になるか、誰かが保証してくれるのでしょうか。
有利になるかもしれませんし、ならないかもしれません。
そもそも売らない前提であれば、長期優良住宅にする必要はありますか?

子供・孫が喜ぶのは、「建物」よりも「土地」のような気がします。
また、長期優良住宅の基準なんて、10年後、20年後、30年後は家の性能がもっとよくなっていて、軽くクリアしているのではないでしょうか。
一般住宅も長期優良住宅も30年後、50年後に家の価値なんてそんなに差が出るのでしょうか?
価値が減少する家の価値をちょっと高める長期優良住宅にする必要はありますか?

長持ちする家は、電池メーカーが充電池を売るようなもので、矛盾しています。
どちらかというと、申請もメンテナンスも手間だけかかって、嫌がるところも多いかもしれません。新築の方がよっぽど利益が出そうです。
ハウスメーカーの担当者が嫌がっても、長期優良住宅にする必要はありますか?
というわけで、長期優良住宅にしたものの、これでよかったのか正月早々よくわからなくなってきたneronaです

あなたは長期優良住宅にしますか?
さらに発展記事

kokkoさん|長期優良住宅の固定資産税は高い?
長期優良住宅の住宅ローン控除はお金持ちだけにメリットがあるのか?
kokkoさんのわかりやすい記事はいつも勉強させていただいています

コメント
コメント一覧
はじめまして。
ポンと申しますm(_ _)m
いつも大変勉強になる記事を興味深く拝読させていただいておりました。
そもそも、
「書庫のある家」
タイトルからして魅力的です(^^)
新年を迎え、今年はneronaさんの記事を読み込むぞ!(読破目標)
と、訪問したところ、新年早々の興味深い記事。(neronaさん自身は凹んでいらっしゃるようですがσ^_^;)
これは年始の挨拶がてら、はじめましてをさせていただこう!
とコメントさせていただきました。
お金や税金の話しは、どうしても敬遠しがちになってしまう私ですので、大変参考になり、ありがたいです!
また、年末にはブログ終わっちゃうの?(>_<)と焦ってしまいましたが、こうして続けていただけて、嬉しいです(^^)
双子ちゃんの成長も楽しみですね(^^)
では、無駄に長いコメント失礼いたしましたm(_ _)m
今後ともお付き合い頂けましたら、幸いです(^O^)/
あけましておめでとうございます。
がっつりとコメントありがとうございます
このブログの記事はもはや「読破」の世界なんですね
いろんな記事を書きすぎてしまっているので、そのうちまとめをしたいのですが
なかなかできないでします。
税金の話はがっつり書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします
明けましておめでとうございます!!
(・∀・)ノ
先年は度々コメントいただきましてありがとうございました!!
嫁より『書庫ある家』の方よりコメントをもらってるよ!!
と聞いて大御所からお言葉を頂戴していると知りビビりました。
日本ブログ村には登録しているのですが更新を送るだけで中身を確認するのは疎かになっておりました。
(´Д`)モウシワケアリマセン
長期優良住宅のお話は大変興味深く読ませていただきました。
結果的には営業様より間に合わないからダメとそっけなく言われたのを覚えていますが…
書類を作るのが面倒ってのがあったのでしょうね!!
話は変わりますが…
Web内覧会等々最初から読まさせていただきました。
書庫はタイトル通りですが二階にお風呂なんですね!!
私の家も二階にお風呂なんですが同じと知りビックリでありました。
日本ブログ村も要チェックと心に誓ったおっさんであります。
( ̄▽ ̄)ゞビシッ
こんばんは
全然、大御所なんてものではないと思うのですが、光栄です
こちらこそ、おっさんさんのブログは妻と一緒に楽しく読ませていただいています。
2階にお風呂仲間として、今後ともよろしくお願いします。
長期優良住宅はあまり深く考えていなかったのですが、
20~30万円するものですから、もっと考えて納得した上で決めていればと思いました。
今回の後悔は、「納得せずに決めていたこと」です
やっぱり家づくりはいろんなことがあって難しいですね。
元旦からご紹介いただきありがとうございました。
それにしても、さすがneronaさん、鋭い考察です。
実は、私はこの問題については、工務店に依頼される方が興味を持つ話題だろうと思い、いつか記事にしようと思ってはいたんですが、まさか一条オーナーの皆さんから問題提起されるとは意外でした。
確かに25年入居ともなると優遇措置も小さいので投資効果をよく検討すべき時期に来ているんだなと思います。
私なりの考えもまた記事にしていきたいと思っています。
neronaさんの記事はいつも興味深く読ませていただいています。そして、私のブログのネタにも大いに参考にさせていただきますので、今年もよろしくお願いします。
こんばんは
今まで誰も問題提起しなかったのが不思議なくらいですが、税制優遇メリットが
減ってきた背景もあるのかもしれません。
こちらこそ、勉強させていただいています。特に税金関連では、私が弱い部分も
含めてしっかり記事にされているので本当に勉強になります(仕事でもそれが
役立つことがあったりします)。
今後ともよろしくお願いします
いつも楽しくブログ拝見させて頂いています。一条は自動的に長期優良住宅で設計・施工されている認識ですが、確認申請に30万円超の費用がかかるとは知りませんでした。そこまで営業さんに説明を受けた記憶もありません
非常にためになる記事で脱帽であります。私見としましては減税分の元が取れないようであれば確認申請は不要のような気がします。が、ローンでフラット35Sエコを選択肢として選ばれるようであれば必須条件になるのでいるのかな?って認識です。
当方は、今後数年間は低金利状態が継続するとは思いますが、長期スパンでみた場合どこかでインフレが発生し金利上昇の可能性が拭いきれなかったのでフラット35Sエコ適用ができる物件を探しました。タイミングも悪く底値で契約できなかったのですが最悪でも2.18%と考えればまぁまぁかなと思います。
必要性を感じる所としては下記2点かな?と思っています。
1.全期間固定でローンを組まれる方。
2.お勤めの会社が中小企業もしくは自営業の方で、変動金利の割引が不十分な方。
2.のパターンでは公務員の方などは0.775%とか本当に微々たる金利で借りておられます。これはこれでありなのですが自営業の方で割引がなければ変動金利でも1.6%とかザラだと思うので、このようなパターンの方には長期優良住宅について融資を受けれるフラット35Sエコがお勧めかと思っています。
なので金利優遇が効く方で、変動金利について楽観視される方には長期優良住宅の確認申請はいらないのではないか。と、個人的な意見を持っております。(認識違いがあればご指摘頂けると助かります)
税金の優遇のくだり、もう少しアドバイス頂ければ幸いです。本年もよろしくお願い致します。
こんばんは
他の申請費用も含まれているとは思いますが、高いですね。
そういえば、ローンという視点は何も書いていませんでしたね
確かにメリットとしてはありそうですね(他の基準で要件を満たすこともできるでしょうが)。
金利については本当に難しいところです。
我が家はフラット35Sの固定金利にしましたが、変動金利とどっちが有利だったかは
35年後でないとわからないのかもしれません
税金の優遇についてはまた取り上げたいと思います。
2013年、始まりましたね~今年もどうぞよろしくお願いいたします♪
さっそくですが、長期優良住宅の件(笑)
いや、、、ほんと今ものすごく悩んでいます、
というのももう着手承諾も迫っていますので、
申請するかしないか、という決断を下さねばならぬ時期だからなんですが(;´∀`)
kokkoさんの書いてくださった記事や、neronaさんの記事も参考にさせていただきながら
考えを進めていきたいと思っています=3
収入や年度も関係しているので、やはり最新の情報に照らし合わせつつ考えなくてはいけませんね。。
どうも減税額などを考えても年々下がってきている傾向にもあるみたいなので、、、
たびたびコメント失礼いたします。
自己紹介もせず、URLも貼らなかった!と思いまして、再訪問させていただきました。
ブログ村では、「一戸建て 地元工務店」に参加させて頂いております。
一条ではありませんが、neronaさん、おっさんさん同様、2階風呂組です
更なる余談ですが、わたくし岐阜出身で、兄は現在も名古屋在住でございます。
「でら、ねみぃ~で、かんてぇ~。(岐阜なまりの方が強くて通じない!?)」という訳で、おやすみなさい。
・・・急に距離を詰めたコメントごめんなさい
こんばんは
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
悩まれていることかと思いますが、もう一度、つぶつぶさんのご家族にとって
意味があるかと考えて申請の可否をご検討下さい。
kokkoさんも書かれていましたが、一般論では結局、解決しません。
自分の場合はどうなるかが問題ではないかと思います。
ギリギリまで粘って、「納得」して選択してください!
こんばんは
いろいろと共通点がありますね~
我が家も岐阜にも縁があるので、今後ともよろしくお願いします!
ちなみに生まれは長崎ですが、ほとんど東海地方で育っていますので、
言葉もそれなりにわかると思ってます
「でら、ねみぃ~で、かんてぇ~。」は「とても眠くていかん(ダメだ)なぁ。」でしょうか。
余談ですが、小学生で引っ越してきたとき、同級生が「けった(マシーン)」と
言っていたのはカルチャーショックでした
(何かアニメや戦隊ヒーローでそういう名前のものがあるのかと勝手に思ってました。)