弓道はいろいろな専門用語がありますが、弓を持つ左手のことを「弓手(ゆんで)」又は「押手(おして)」と呼びます。

一方、右手のことは何と言うかといえば、馬の手綱を握ることから「馬手(めて)」と呼んだり、「勝手(かって)」と呼んだりします

そうです。今回は勝手口のお話です。

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この「勝手」という言葉は、

(1)矢を入れる道具から矢を抜くことを「刈る」というため「刈手」から転じた説

(2)左手は弓を持つため固定されるが、右手は固定されず「自由」という説

などあるみたいですが、

ようするに何が言いたいかと言えば、

勝手口」とは、この弓道用語から来ているということです。


かつて、女性が自由に使える場所は、「台所」と「裏口」くらいだったということから、
お勝手」や「勝手口」という言葉が今に残っています。


前置きが長くなりましたが、あまり内容がない勝手口の話です
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写真の左側が勝手口ですが、さりげなく写すにとどめます。


そもそも勝手口は、現代の家にとって必要でしょうか?

否定的なところから始めてしまう理由は、勝手口が空巣にとっては非常に都合のよい入口になっている現実があるからです

玄関から堂々と侵入する場合もあるようですが、勝手口という道路側から見えにくい入口というのは、侵入するのには都合が良いですよね

そして、いざというときに空巣が出口にするのも勝手口だそうです。


したがって、勝手口を設置する場合には、防犯対策をしっかり行うことが大事です。

・防犯フィルムを貼ってみる
・勝手口の周りは音が鳴る砂利を敷く
・勝手に開けると警報機が鳴るようにする


などなど対策は万全でなければなりません

玄関には防犯対策をバッチリするのに、勝手口は対策がしょぼかったりするのは気のせいでしょうか。。。


そんなことを書きながら、勝手口をつけたのは、単に防犯のことを深く考えていなかったからです


さて、勝手口をつけるメリットとは何でしょうか。

・買い物から帰って来て台所へ直行したいときの入口
→今まで一度もそんなことをしたことがありません。サザエさんのように三河屋さんが来てくれるわけでもないので、玄関からいつも入れています。

・ゴミ置き場を外に置くときの通り道
→前回の記事の通り、ゴミ置き場を外に置かないので、これもまたメリットにはなりません。

・通風口(網戸を忘れずに)
→お隣さんがありますので、通風口という役目であれば、ちょっとした窓の方が良かったかもしれません。

・災害時の非常用出口に
→今のところ役に立っていませんが、これはいつか役に立つ日が来るかもしれません。


今のところ、全く有効活用できていませんが、採光くらいは役立っているかも

ただし、ガスコンロのそばなので、料理をする時はハニカムシェードをしまっておかないと、気化した油で汚れそうで面倒です。。。


勝手口が必要かどうかはそれぞれかと思いますが、何も言わなければ、図面に勝手口が書き込まれているので、本当に必要なのかどうか、防犯と便利さを天秤にかけてご検討いただくと良いのではないかと思います。