中日新聞8月14日に、

消費税増税|住宅に駆け込み需要

という記事がありました。

「消費税の負担はすごく大きい。増税がなかったら先延ばしをしていた」

「できれば増税前に買いたい」

などの声が書かれています


まあ、そうですよね。


ただ、個人的には、「消費税」をきっかけにして、家を建てるかどうか、買うかどうかを決めるのは、やめた方がいいと思うのです

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まず、消費税が増税になると、いずれ5%→8%→10%になります。


住宅に関する消費税のルールでは、

・土地の購入は非課税(消費税なし)

・住宅用建物の建築・購入は課税(消費税あり)

となっています。

したがって、住宅用建物の建築・購入に当たり増税が起こるわけです

(ちなみに、アメリカやイギリスなどは住宅用建物の建築・購入に消費税をかけていません


例えば、建物価格が2,500万円だとすると、

5%のときは

125万円

だったのが、


10%になると、

250万円

になり、125万円のアップ

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・・・なんて売り文句でパンフレットを作る営業担当者もいるようですが、それ以外の要素は無視されていませんでしょうか。



駆け込み需要で価格が上昇している可能性があり、駆け込みの後の反動で、建物の価格自体が消費税以上に下落する可能性がある。



駆け込み需要によって需要と供給のバランスが崩れると、とにかく駆け込み需要に間に合わせようとして品質が下がる可能性がある。



消費税増税によって景気が落ち込むと、土地の価格が消費税以上に下落する可能性がある。


消費税増税を理由にして、一生に1度になるかもしれない買い物を急ぐのは、非常に危険です


これは、金利が低いから家を建てるなら今ですと営業担当者が言うのと同じで、

「あなたが本当に今、家を建てる(買う)べきか」

を無視しています


「営業マンにのせられて慌てないで、いろんなところを比較検討して納得した上で建てればよかった

とならないように、あくまでも、消費税増税ではなく、

「なぜ今、家を建てる(買う)のか」

をよ~く考えた上で、たまたま消費税増税前であれば、

消費税がかからなくてラッキー

と、

たまたま消費税増税後であれば、

消費税はしかたないけど、価格は増税前よりお買い得かな

と考えていただければ、精神衛生上はいいのではないかと思うところです。



もちろん、消費税増税が取り消されないことが前提の話ですけどね


正直、1番怖いのは、消費税増税が取り消されて、国際的に信用が落ちて、金利が上昇することです。


もし、長期で変動金利にしていたら注意です。金利上昇に比べたら、消費税増税なんて「誤差」の範囲ですから