前回の記事を読んでいない方はまずこちらから

家を建てるときに「夏主体」で考えているか?(前編)



さて、つづきです。
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さて、家の中の温度を上げる1番の犯人は、

太陽」ですよね


その入り口は「」です。

無題
(C)一条工務店


一条工務店の家では、この図のように、窓で断熱をしていますが、「断熱」とは、熱にある温度の高い方から低い方へ移動する性質を少なくすることです。冬に家の中の暖かさを外に出さないために必要です。


一方、あまり強調されませんが、複層Low-Eガラスは「遮熱」にも優れているといわれます。

これは、

太陽の直射熱を防ぐこと

です。

(参考)Low-Eガラスのウソ・ホント
http://jyusetsu-navi.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/lowe_7141.html


それでも、残念ながら熱を完全にカットすることはできません


したがって、家づくりの際に「夏主体」で考えていれば、

いかに「太陽の熱」をさえぎるか

を考えるはずです



【1】窓の数と場所を考える

冬寒いのが嫌だから目いっぱい陽の光を採り入れたいと思ってあっちもこっちも窓を広くとってしまうと、夏になったときに、あっちからもこっちからも光(=熱)が入ってきます

我が家はたまたま私が窓をよりも壁を増やしたかったので、窓は少ない方ではないかと思っています。

そして、南北に縦長な家なので、南側に面している窓は必要最低限にしています。これも熱を軽減しているように感じます(日本の土地は南北に細長い方が多いかもですが。)

また、西日もできる限り避けたいですね。


【2】アイテムで太陽光を遮る

既に家を建ててしまっていても、すだれやグリーンカーテンなどで外から太陽光をさえぎるのも効果的かと思います。

「遮熱性」のあるカーテンをつけるのもいいですね。

「遮光」ではありませんので、お間違えなく(間違えたことがあります)。

また、エアコンの室外機にすだれのようなものを設置しています。

室外機は、家の中から外に熱を出す時に多くの電力を使うので、日陰にない場合には、室外機の吹き出し口をふさがないように、日よけをおくと節電になります



【3】1つの部屋でほとんど過ごせるようにする

太陽光を遮るのとはちょっと違うかもしれませんが、一戸建ては部屋がたくさんあって、2階建てになっていることもあるかと思います。

複数の部屋を行き来しないといけないと、エアコンが何台も必要です。

例えば我が家の1階はLDKと和室がひと続きなので、基本的にここで生活しています。1階で暑いのは、エアコンがないトイレくらいでしょうか



【4】風の通り道も考える

24時間換気システムがあるため、窓を開けるのはご法度のように言われますが、窓を開けた時に風が通るようにすると夜に涼しい風を入れることもできるかもしれません。

また、窓は開けない前提であっても、エアコンの風も通り道を考えておかないと、エアコンがない部屋が暑くてたまらないということになります。

我が家も2階のお風呂・洗面所は暑いです



一条工務店の家・・・というよりも、高気密・高断熱の家は、「冬」を前提とした寒さ対策を追求し、ついでに「夏はエアコン効率が良くなる」点を売りにしていますが、残念ながら北海道のように夏が涼しいわけではないので、「エアコンがなくて過ごせる」わけではないようです


しかし、本来、日本の多くの地域では、「高温多湿の夏」に対してどうするかを前提にしていたはずです。

一条工務店の家は、冬暖かいです。

それにしたって、「床暖房」という暖房器具が前提のはずです。

これから家を建てる方は、営業さんや設計さんと「夏」のことも考えると良いかと思います。


・・・というより、本当にエアコンなしで夏を過ごしたいなら、他のハウスメーカー等にした方がいいんじゃないかという意見もあるかと思いますが・・・