今さらですが、一般の住宅の太陽光発電の売電は、

「余ったら売る(電気会社からすると「余剰電力」買取制度)」

仕組みとなっています


つまり、

「いかに発電したか」

ももちろん重要ですが、

「いかに発電した電気を使わずに余らせたか

ももっと大事です

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【入ってくる電気】

(1)発電量(太陽光発電で発電) + (2)買電量(電気会社から買う)


【出ていく電気】

(3)売電量(電気会社に売る)   + (4)消費量(家で使う)

と考えれば、

  (1)発電量(太陽光発電で発電) + (2)買電量(電気会社から買う)

(3)売電量(電気会社に売る)   + (4)消費量(家で使う)


になるはずです(計測上の誤差などその他の要因は除きます。)。


さて、我が家の8月分の電気料金を眺めていると、とりあえず(2)買電量(3)買電量は電気会社の明細から分かります

(1)発電量(4)消費量はモニターで手計算で出しましたが、なんだかうまく合わないので、手計算した消費量をもとにして、発電量は逆算することにしました
(我が家はまだLANにつないでいません。。。)


すると、次のようになりました。

   (1)発電量888kWh+(2)買電量382kWh

(3)売電量759kWh+(4)消費量511kWh

=1,270kWh


図解すると次のとおりです。
無題

最初に書いたように、「余った電力」が大事なのですが、逆に言えばそれは「使ってしまった電力」がどこかにあるということです。


先ほどの図解の濃い青色の部分ですね。

消費量のうち、発電量から充当している部分です。

これが129kWhあるみたいです


我が家の場合、売電単価は「42円」であり、これは10年間続く権利です。

買電単価は、簡便的に計算すれば、8月分の電気代9,867円÷382kWh≒25.8円のため、発電した電気を消費すればするほど、1kWh当たり42円-25.8円=16.2円の権利(利益)を手放すことになります


もう一度同じ図を出しますが、
無題
(1)発電量-(3)売電量(余剰電力)=使ってしまった電力129kWh

これに16.2円をかけると▲2,090円となり、

エアコンを24時間かけた結果、2,090円の権利を手放したことになりました。


それでも、

31,878円-9,867円=22,011円

22,011円-22,186円(設備のローン返済)=▲175円

で、太陽光発電の設備のローン返済をしてほぼトントンです



ではここで問題です。


もし、8月分の発電量と消費量はそのままで、発電した電気をまったく消費せずに全部売電ができたときには、どうなるでしょうか?


その答えが次の図解です。
無題

買電単価は仮に25.8円で固定だとすると、消費量を全部買電でまかなうので、13,184円です。

1万円突破してしまいます。

しかし、売電は37,296円です。


37,296円-13,184円=24,112円

我が家の太陽光設備の発電払いをしても、

24,112円-22,186円=1,926円

とさっきと違って黒字になります。


▲175円に手放した権利といった2,090円を足すと、ほぼ1,926円になりますね。(差は買電単価の切捨てのせいです。)


個人的には、意外と発電した電気を消費していないなというのが実感です。

たまたま8月分は損益分岐点(±0になるところ)に該当したようですが、もっと発電から消費していれば、赤字は増えていたかと思います。


もし、太陽光発電がなければ、先ほど計算した「13,184円」がそのまま8月分の電気代になるわけですが、今のところ太陽光発電の恩恵を受けているといえます


もちろん、その恩恵は、太陽の恵みと、太陽光発電を載せていない方も含む日本全国の皆様からの恵みから
できているわけですが