●固定資産税は「調査」がある?

家を建てると市役所などの調査があります。

これは、建てた家を実際に見て、固定資産税の計算のものになる評価額を決めていく作業です。




さて、我が家も市役所の方が来たのですが、まずは固定資産税について説明がありました。

この辺りは市町村によってやり方が異なるかもしれませんが、参考まで。

 実地調査

新築の家屋の構造、用途、仕上げの程度を確認する

⇒ 調査では特に壁や床材について確認していました。


 評価計算
「固定資産評価基準」に基づき、実地調査で確認した屋根・外壁・内壁・天井・床・建具・設備などで使用されている材料の種類や数量をもとに評価額を計算。購入価格とは異なる。

⇒ 私が住んでいる市では、「一条工務店」の「i-cube」はある程度目安(120,000円~130,000円/㎡)があるようです。


 価格の決定
3月31日に価格を決定する予定。

⇒ 来年の3月31日に決定され、来年の4月に家屋も固定資産税が来ます。


 納税通知書・課税明細書の送付


 縦覧(じゅうらん)
4月1日から4月30日までの間、家屋の価格等を記載した縦覧帳簿で自分の家も近所の家も確認できる。


そのほか、固定資産税の計算方法、認定長期優良住宅の特例なども聞きました。


●我が家の選んだ「一条工務店/i-cube」って、結構高いかも。

この中で気になるのは、

私が住んでいる市では、「一条工務店」の「i-cube」はある程度目安(120,000円~130,000円/㎡)があるようです。

の部分かと思います。

市役所の方の説明では、あくまでこの市での考え方にすぎないみたいですが、一般的なハウスメーカーでは80,000円~90,000円/㎡あたりに対して、一条工務店のi-cubeについては、

・ソーラーパネル(太陽光発電設備)
・全館床暖房
・24時間換気システム

など各種設備を込みにしていくと、上記のような金額くらいが目安になるみたいです。


●その場で試算してくれました。

おそらく、一条工務店で建てる人が多いので、過去の評価額から大体の目安を伝えているのでしょうか。

市役所の方はざっくりと次のような計算をしてくれました。


【家屋の不動産取得税の概算】

130,000円/㎡ × 110.88㎡ =14,414,400円

14,414,400円-13,000,000円=1,414,400円
          (認定長期優良住宅の控除額)

1,414,400円 × 3% = 42,432円 ⇒ 4万円くらい?

※端数処理は無視しています。


【家屋の固定資産税・都市計画税の概算】

14,414,400円 × 80% = 11,531,520円
            (経年減点補正率:初年度は80%)

<平成25年~29年>

・固定資産税(認定長期優良住宅の軽減措置あり)

11,531,520円 × 0.7% = 80,720円

・都市計画税(軽減措置なし)

11,531,520円 × 0.3% = 34,594円

合計 約11万5千円

※端数処理、3年ごとの見直しなどは考慮せず


<平成30年~>

・固定資産税(認定長期優良住宅の軽減措置あり)

11,531,520円 × 1.4% =161,441円

・都市計画税(軽減措置なし)

11,531,520円 × 0.3% = 34,594円

合計 約19万5千円

※端数処理、3年ごとの見直しなどは考慮せず


軽減措置がある5年間が終わると20万円近くになるんですね


さて、タイトルに触れて終わりたいと思いますが、固定資産税の調査は家の中を確認しますので、引越しからあまり日が建っていないと、部屋の中がぐちゃぐちゃです。

市役所などにお願いすれば早く来てもらうこともできますが、部屋が片付かないまま固定資産税の調査を受けることになりますので、慌てず騒がず、家が片づいてから調査をしてもらうといいかと思います。

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