住宅ローンといえば、

団体信用生命保険、いわゆる団信(だんしん)

という言葉を聞かない人はいないというくらい有名な生命保険です。


金融機関系の住宅ローンでは、団信の加入義務があったりします。

フラット35では任意加入ですが、もしものときに備えて団信に入っている方も多いでしょう。


ただ、団信について調べていると、20~30代前半くらいの方は、

民間の生命保険(=収入保障保険)

を利用する方法をファイナンシャルプランナー(FP)がブログでよく紹介していたりします。

このシリーズでは、団信と収入保障保険を比較しました。

スポンサーリンク



例えば、アリコの収入保障保険「家族のあんしん」ですと、毎月一律6,585円(年間約8万円)で毎月15万円の給付を得られるような商品がありました。
無題


むむ? 団信とどっちが得なんだ。


さて、一体どうしたらいいのか、ということで、両方の特徴を理解した上で選びたい我が家の場合のまとめ記事です。

本当に、考えることが多すぎます。

=================================

今回は、団信がどういう保険なのかを見てみましょう。


団体信用生命保険(以下「団信」)の特徴は、

(1)金融機関がローン契約者を団体でまとめて生命保険に申込む


(2)ローン契約者が死亡又は高度障害になった場合に保険金が出る

(3)保険金受取人は金融機関で、住宅ローンの残り一括で受け取る

という点です。



(1)金融機関がローン契約者を団体でまとめて生命保険に申込む

特徴的なのは、加入時の年齢・性別などの個人差は考慮されずに、ローン残高と保険料を支払う期間で保険料が決定されます。

保険料の支払いは年払いで、保険料が年々逓減(少しずつ減る)していきます。

そのため、加入時の年齢が若いほど通常の保険に比べて割高になり、加入時の年齢が高いほど通常の保険に比べて割安になる傾向があります。

⇒20~30代前半だと民間の生命保険の方が安い可能性があるのはこのためです。


(2)ローン契約者が死亡又は高度障害になった場合に保険金が出る

保険金が出る条件は、死亡と高度障害のいずれかです。

「高度障害」というのは、社会生活上欠くことのできない機能を全く、かつ、永久に失うほどの障害(例:両目を失明する、言語機能を完全に失う、両手とも手関節以上を失う)をいいいます。

つまり、一家の大黒柱であるお父さんが単に怪我や病気で長期間休養するような場合は含まれないため、その間、収入がほとんどないようなときであっても、団信では保険金が出ないということになります。

なお、保険料を追加で支払うことで三大疾病(ガン、心筋梗塞、脳卒中)や七大疾病(三大疾病+高血圧性疾患、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変)の特約をつけることもできます。

⇒この辺りは民間の生命保険と変わりません。


(3)保険金受取人は金融機関で、住宅ローンの残り一括で受け取る

住宅ローンの残り(残債)を一括で金融機関に支払ったことになるため、住宅ローンの残りに過不足が生じたり、その後の利息を支払う必要はありません。

なお、団信の保険契約者と保険金受取金は、ローン契約者ではなく「金融機関」なので、所得税の生命保険料控除は受けることができません。

⇒残債を一括で支払うという点が特徴的です。
⇒一方、民間の生命保険では、一括で受け取ることも年金形式で受け取ることもできて柔軟です。

(続きます。)

次の記事
団体信用生命保険 VS 収入保障保険(2)