土地の登記から1ヶ月しないうちに「不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い」なるものがやってきました

中には「土地取引状況調査票」なるものが入っていて、土地(土地付建物)の売買価格や坪単価(平方メートル単価)を記載して返送します。

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不動産(土地・建物)の相場を出す上で重要なものですが、アンケートなので、出さない方はきっとそのままなんでしょうね

アンケート結果は、下記のホームページである程度情報を伏せながらも購入面積や坪単価などが赤裸々に公開されるので、「個人情報を載せるなんて嫌」というご意見もごもっともです


国土交通省|土地総合情報システム
http://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

土地総合情報システム


でもこのページは、土地を探しているときに使うと、近隣相場を調べたいときの参考になって便利ですよ



さて、相場と言っていましたが、このアンケートを参考に「公示地価」を出します。

公示地価は、全国の標準値と呼ばれる一定の場所の毎年1月1日時点の正常な価格(=地価)を出して、公表(=公示)します。


土地の値段って、使われ方によってたくさん種類がありますよね。

一般的には、「1物4価」といって、1つの物(=土地)に対して4つの価格(=値段)があります。


4価とは、呼び名や意味が微妙に変わることもありますが、普通、

(1)実勢価格・・・実際の取引で付いた価格です。 (例:2,200万円)
人気物件なら買い急いで値段が上がったりすることもあります。特殊事情も含めた値段です。

(2)公示地価・・・不動産鑑定士が評価した正常な価格です。(例:2,000万円)
(1)の特殊事情等はできる限り排除して決めたいわゆる「時価」です。国土交通省が毎年1月1日時点のものを公表しています。

(3)路線価・・・相続税を計算する上での土地の価格です。(例:1,600万円)
(2)の「公示地価×0.8」を目安にしています。これは時価そのものだと相続税を高めに計算する恐れがあるのでちょっと割り引いてあげているのです。

(4)固定資産税評価額・・・固定資産税の評価額を出すための価格です。(例:1,400万円)
3年ごとに見直しがされます。(2)の「公示地価×0.7」を目安にしています。

といった形でそれぞれ異なっています。


この関係を見ていただくと、「(3)路線価」と「(4)固定資産税評価額」は、「(2)公示地価」の影響を少なからず受けていることが分かります。

そして「(2)公示地価」は、「(1)実勢価格」などを参考にして専門家が決めていることがわかります。


アンケート調査は自分にメリットがないかといえば、そうでもないかもしれません。

今は土地の値段がどんどん下がっていますが、実勢価格の情報を提供しないばかりに、公示価格が据え置かれるかもしれません。

そうすると、公示価格を気にしている路線価や固定資産税評価額も実際とは異なり、下がらない可能性があります

これらは低い方が税金も安くなるので、機会損失を生むかもしれません。

というわけで、個人的には出したほうがいいんじゃないかと思うので出しますが、逆に人気の土地で実勢価格も上昇傾向にあって、公示価格が上がってしまったら、デメリットですね


ちなみに、9月20日に「(都道府県)基準地価」が公表されましたが、これはまたさっきまでのものとは別のものです。

ほとんど国土交通省による「公示地価」と似たようなものですが、毎年7月1日時点と基準日が違うのが特徴です。


いろいろありますが、やっぱり土地を持つと気にすることがいっぱいになって大変だな~と

それに、右肩下がりの時代なので、土地の値段は値下がり傾向にあるので、ローン返済後にはどれくらいの値段で売れる状況になっているのか。。。なんてことを考えてしまった今日この頃です